
ホームページ管理費の勘定科目は?│中身で変わる。一式の請求書は内訳から分ける
ホームページの管理費の勘定科目は1つに決まっていません。サーバー代やドメイン代と人が手を動かす作業費では、中身が違うからです。
困るのは請求書が「保守費一式」の1行のときです。科目を決められない請求書は何に払っているかも説明できません。仕訳の手が止まったら内訳を分けるところから始めます。
分けてみると作業の多くは文字と画像の差し替えです。そこを自社で回せるCMSに変えれば、外注に残るのは設計が要る改修だけになります。月2万円の保守費でも5年払えば120万円になる計算です。
こんな状態ではありませんか
- 文言ひとつ直すのに数日待っている
- 保守費の内訳を聞いたことがない
- 管理費の勘定科目で手が止まった
- 専門知識がないまま更新を任された
- フォームの宛先が制作会社だった
- 更新を誰がやるか決まっていない
管理費の勘定科目は請求書の行で決まる
管理費の中身は大きく2つに分かれます。サイトを置いておくための利用料と人が手を動かす作業費です。
請求書の行 | 使われることが多い科目 |
|---|---|
サーバー・ドメイン・SSL | 通信費 |
保守・障害対応の作業 | 支払手数料・外注費 |
更新・記事の作成 | 広告宣伝費・外注費 |
どの科目にするかは顧問税理士と決めます。決めたら毎年同じ科目で記帳します。年によって科目が変わると、管理費が増えたのか減ったのかを前の年と比べられなくなります。
アームの記帳の例
アーム自身はサーバーとCMSの月額を通信費で記帳しています(2026年の帳簿)。作業費の科目は契約の中身で変わるので表の科目は目安です。
「保守費一式」の1行だとこの表のどこに入るかを決められません。内訳を出してもらうと、科目と一緒に自社で回せる作業も見えてきます。
止まっているのは人ではなく更新までの経路です
文字や画像を差し替えたいだけでも、業者に連絡し、見積もりが出て、承認して、ようやく反映される。この間に挟まる人と時間の分だけ、更新は先延ばしになります。
いまの流れ | 組み替え後 |
|---|---|
文字の直しも業者に連絡 | CMSから直接更新 |
保守費は一式の月額 | 守る保守と伸ばす運用を分ける |
軽微も改修も同じ窓口 | 設計が要る改修だけ外注 |
更新の9割は設計判断の要らない差し替え作業です。そこだけ自社に戻します。小さな直しほど後回しにされてきたのは、あなたの優先順位が低いからではなく、依頼の経路が長いからです。その経路のコストは、請求書の行を数えるとだいたい正体が分かります。
保守と運用は別のものです
保守はサイトを守る作業(サーバー・セキュリティ・障害対応)、運用は事業成果につなげる作業(更新・改善)です。同じ月額にまとまっていると、何に払っているのかが見えません。見積書や請求書で行が分かれていなければ、分けて出してもらうところから始めます。
保守費は請求書で分かる
契約書が手元になくても、直近3ヶ月の請求書と、実際に頼んだ更新の記録があれば分かります。
①更新3ヶ月分を書き出す
何をいつ頼んだか、文字・画像の差し替えだったか、構造が変わる改修だったかを分けます。差し替えばかりが並んでいたら、その分の月額は自社で回せる範囲です。
②請求書の行を数える
サーバー代・ドメイン代・SSL・障害対応・更新作業。この5つのうち、いくつが行として立っているかを見ます。「保守費一式」の1行だけなら内訳を出してもらってください。出せない費用はたいてい実体がありません。
放っておくと、止まっているのはサイトだけではありません
毎月の保守費は、金額が小さく見えても年数で響いてきます。
月額の保守費 | 5年の総額 |
|---|---|
2万円 | 120万円 |
3万円 | 180万円 |
5万円 | 300万円 |
(単純計算)。数字が伸びる提案が返ってくるならまだしも、多くは「今月も特に異常はありませんでした」の報告で終わります。増える見込みのない固定費です。
更新が止まっている間、事業の状況は変わり続けます。新しいサービス、変わった価格、辞めた担当者の紹介ページ。古い情報が残ったままのサイトは、見た人の信用を静かに削ります。
古い価格や辞めた担当者の紹介は、AIが貴社を説明するときの材料にもなります。正しい説明がサイトに書き切られていないと、AIの説明もずれます。
自社で回せるようになると何が変わるか
思いついた日に直せる
文字と画像の差し替えが即日で反映されます。キャンペーンも、価格改定も、人事の変更も、待たずに出せます。
いま | 自社で回したあと |
|---|---|
直る日が数日ずれる | 思いついた日に反映 |
小さな直しは後回し | 小さな直しほど早い |
払う月額の中身が説明できるようになる
守る保守と伸ばす運用を分けると、何にいくら払っているかが見えます。減らす判断も、増やす判断もできるようになります。
いま | 自社で回したあと |
|---|---|
保守費一式で内訳不明 | 行ごとに費目を言える |
払っても何も返らない | 数字と改善提案が返る |
外注に残るのが本当に必要な改修だけになる
構造やデザインが変わる改修は、引き続き外に出したほうが確実です。線引きが決まると依頼の内容も金額も明確になります。
データとドメインは貴社の所有にします。移行後の保守契約は任意で、解約は1ヶ月前通告・違約金なしです。
相談から着手まで
- STEP 01
初回ヒアリング
いまの保守契約と、月々どんな更新をしているかをお聞きします。
30〜60分・無料
- STEP 02
見立ての共有
自社で回せる範囲と、外注に残すべき改修の線引きをお伝えします。
数日
- STEP 03
お見積もり
内訳つきの見積書とスコープ案をお出しします。
最短翌営業日〜3営業日
- STEP 04
ご判断
検討・比較はご自由に。追客はしません。
期限なし
相談だけでも構いません
3つの段階に分かれています。1で持ち帰る方もいます。
3つの段階と費用
段階 | 期間・費用 |
|---|---|
1. 無料ヒアリング | 30〜60分・無料 |
2. 伸ばす運用(Web担当の月額代行) | 月22万円(税別) |
3. CMSの移行 | 代行プラン(月22万円)の中で |
Web担当の月額代行は、HP更新・SEO・AIO・MEOを月22万円(税別)で任せるプランです。月2回の定例で何を直すかを一緒に決め、改修(毎月50〜60時間が目安)はアームが実装します。日々の更新を自社で回したい場合も、同じ月額の中で手順を整えます。
CMSの移行も、更新マニュアルの整備込みで同じ月額の中で行います。
いまの契約でドメインやCMSの管理権限そのものが制作会社側にあり身動きが取れない場合は、サイトもドメインも自分たちのものではなかった、という状態から抜け出す方法を別にまとめています。
アームに頼む理由
課題を聞いた本人が設計から実装、CMS構築まで担当します。伝言ゲームが0回です。microCMS・Studio・Framerの構築まで本人が対応するので、受け渡しにかかるコストがありません。
保守や運用の契約で縛りません。解約は1ヶ月前の通告のみ、違約金はありません。サイトのリニューアルを含む場合のみ、最低3ヶ月です。
先に自分で確かめたい方へ


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よくあるご質問
いまの制作会社との契約はどうなりますか。
サーバーやドメインの名義が自社にあれば、移行の手続きは最小限で済みます。解約可否はご自身でご確認いただき、アームは移行先の設計からお手伝いします。
税理士に何を渡せば科目を決めてもらえますか。
行ごとに中身が書かれた請求書です。「一式」の場合は、サーバー代・ドメイン代・作業費に分けた内訳をいまの制作会社に出してもらいます。
社内に詳しい人がいなくても自社で更新できますか。
はい。専門知識が無くても使える更新マニュアルを移行の際に一緒に作ります。文字や画像の差し替え程度なら特別な研修は要りません。
担当者が辞めたらまた止まりませんか。
更新マニュアルと判断の記録を残す形にします。特定の人しか触れない状態にしないことが、内製化で最も大事な部分です。