品質も担保しつつ、速くサイトを作りたい

「2〜3週間でサイトを公開したい、でもテンプレートそのままの安っぽいサイトは作りたくない」。スタートアップやサービスを立ち上げる経営者から、よく聞く悩みです。

スピードと品質はトレードオフではありません。実は、ノーコードツールの選び方と設計フェーズの濃淡で、両立は十分可能です。Studio・Framerなどのノーコード Web制作ツールを使えば、従来の制作期間の3分の1〜2分の1で、テンプレぽくない独自のWebサイトを公開できます。鍵になるのは、設計を濃く・実装を薄くする時間配分の発想です。

このページでは、品質と速さを両立するノーコード Web制作の進め方と、Studio・Framerを使ったプロジェクト設計のステップを整理します。

このページで分かること

  • 「品質も速さも両立できない」と感じる4つの典型的な理由
  • ノーコード Web制作で品質と速さを両立する4ステップ
  • Studio・Framerを使うときに考えるべき要件と選定軸
  • 従来のWeb制作とノーコード制作の比較
  • ノーコード制作を発注する前のチェックリスト
  • ノーコード Web制作とStudio・Framerのよくある質問

「品質も担保しつつ速くサイトを作りたい」が叶わない4つの理由

スピードと品質を両立しきれない原因は、ツール選定だけでなく、制作プロセスの組み方や設計フェーズの扱い方に起因します。代表的な4パターンを整理します。

1. 制作プロセスがウォーターフォール型で、並列化されていない

最も多いパターンは、ヒアリング→要件定義→デザイン→実装→テスト→公開、という一直線の工程を順番に進めるウォーターフォール型の制作プロセスです。各工程が完了するまで次に進めないため、合計の制作期間は長くなります。

ノーコード Web制作の本質は、デザインと実装の同時進行にあります。FigmaのデザインをそのままStudioやFramerに反映できるツール特性を活かして、デザイン中盤から実装を並行して進められます。ウォーターフォール型のままノーコードツールを使うと、ツールの強みを活かせず、結局従来と同じ制作期間になってしまいます。

2. ツールを「テンプレートを使うだけ」と捉えている

ノーコードを「既製のテンプレートを選ぶツール」と誤解しているパターンです。確かにテンプレートをそのまま使えば数日でサイトが立ち上がりますが、結果として「どこかで見たような没個性なサイト」になります。

Studio・Framerのようなノーコードツールは、テンプレートをスタート地点にしつつ、レイアウト・タイポグラフィ・カラー・アニメーションを細部までカスタマイズできる柔軟性を持っています。たとえばスクロール連動のパララックス、ホバー時のインタラクション、ページ遷移時のアニメーション、無限に流れ続けるtickerテキストなど、従来はコーディングが必要だった表現の多くが標準機能で実現できます。デザイナーがツールを使いこなせば、制作期間を従来比で大きく短縮しながら、オリジナルのデザインを実現できます。「ノーコード=テンプレート」の固定観念から外れることが、品質を確保する第一歩です。

3. 設計フェーズを省略して、いきなり実装に入っている

「速く作りたい」が先行して、ヒアリングやサイトマップの設計をスキップして実装に入るパターンです。これは速度を取るために品質を犠牲にする最悪の組み合わせで、後工程で大きな手戻りが発生します。

サイトマップ・ワイヤーフレーム・デザインコンセプトの3点が固まらないまま実装に入ると、途中で「結局構造を変えたい」「キーメッセージを変えたい」という変更が頻発します。実装後の構造変更はノーコードでもコストが大きく、結果として制作期間も品質も両方下がります。設計フェーズは速さを犠牲にする工程ではなく、後工程の品質と速度を担保するための投資です。

4. 公開後の運用設計まで考えずに、開発のスピードだけ追っている

公開時点のサイトのスピード感だけを追って、公開後の運用負荷を考慮していないパターンです。テキスト更新のたびに制作会社に依頼が必要、画像差し替えに数日かかる、という運用が始まると、公開後の総コストは膨らみます。

良いノーコード Web制作は、公開時点で「自社で更新できる範囲」と「制作会社に依頼する範囲」を明確に分けてあります。ブログやお知らせなどの定期更新コンテンツはCMSで自社更新、デザイン変更を伴う改修は外部に依頼、という運用設計まで含めて初めて、長期的な品質と速度のバランスが取れます。

品質と速さを両立する4ステップ

ノーコード Web制作で品質と速さを両立するには、ツール選定と設計プロセスの両面を整える必要があります。

1. 要件から逆算してツールを選ぶ

最初に、Webサイトの要件からツールを選定します。Studio・Framer・WordPress・Next.jsなど選択肢は複数ありますが、要件が変われば最適解も変わります。

たとえば、サイト全体に強いインタラクションやスクロールアニメーションを入れたい場合はFramerが優位です。一方、日本語フォントの選択肢や運用の学習コストを重視するならStudioが向いています。CMS連携の柔軟性が必要ならFramer、ノーコードCMSの管理画面の使いやすさを重視するならStudioという使い分けもあります。

ドレスにスポーツブランドのシステムは合わない

服のオーダーで言えば、結婚式のドレスにスポーツブランドのオーダーシステムを使うのは違うように、Webサイトの目的とツールの強みを合わせる作業が、品質と速さの両立の出発点です。

2. 設計フェーズを濃く、実装フェーズを薄くする

次に、プロジェクト全体の時間配分を「設計を濃く、実装を薄く」の比率で組みます。具体的には、ヒアリング・サイトマップ・ワイヤーフレームの設計フェーズに全体の40〜50%、デザインに30〜40%、実装に20〜30%という配分です。

従来のWeb制作だと「実装に時間がかかる」と思われがちですが、ノーコードならその常識は通用しません。Studio・Framerは設計図(Figmaデザイン)が固まっていれば、実装を高速で進められます。逆に、設計が曖昧なまま実装に入ると、ノーコードでも修正のループにはまります。設計の濃さこそが、最終的なスピードを決める要素です。

仕込みに時間をかけた料理は、提供が速い

レストランの調理プロセスに似ています。仕込みに時間をかけた料理は、注文が入ってから提供までが速くなります。逆に仕込みを省略すると、注文後にバタバタして、結果として遅くなります。サイト制作も、設計の仕込みが速さと品質を両立させます。

3. AIプロトタイプで意思決定を高速化する

設計フェーズの中でも、デザイン方向性の意思決定はクライアントとの認識合わせが必要で、時間がかかる工程です。ここを高速化するために、AIラピッドプロトタイプの活用が効きます。

AIラピッドプロトタイプとは、テキストプロンプトから複数のデザイン案を素早く生成し、方向性の合意を短時間で取る手法です。完成形に近いビジュアルでデザインの方向性を共有できるため、「もっとシンプルに」「もっと動きがあったほうが」といった抽象的な議論を、具体的な比較に置き換えられます。

従来は2〜3週間かけてデザインの方向性を決めていた工程が、AIラピッドプロトタイプを使えば3〜5日で固まります。設計フェーズの中で最も時間が圧縮できる工程です。

4. 公開後の運用までセットで設計する

最後に、公開時点の実装だけでなく、その後の運用フェーズまでを含めて設計します。具体的には、CMSで管理する更新項目の洗い出し、入稿ルールの策定、運用マニュアルの作成までを制作プロジェクトに含めます。

Studio・Framerは公開後の更新が直感的で、非エンジニアでも対応しやすいツールです。ただし「何をどう更新するか」のルールがないと、せっかくの自社更新の環境が活用されません。CMS項目の設計、入稿テンプレートの作成、定期更新のスケジュールまで決めておくと、公開後も品質を維持しながら高速で更新が回せます。

従来のWeb制作とノーコード制作の比較

ノーコード Web制作と従来のWeb制作では、何が違うのか。代表的な観点で比較します。

観点

従来のWeb制作

ノーコード Web制作(Studio・Framer)

制作期間

2〜3ヶ月

2〜4週間

制作コスト

200〜500万円

50〜200万円

デザインの自由度

高い(理論上は無制限)

高い(ツールの仕様内で十分カスタマイズ可能)

実装の柔軟性

高い

中程度(複雑な機能は不向き)

公開後の更新

制作会社に依頼が基本

自社更新がしやすい

大規模な機能

対応可能

規模次第(数百ページ超は要検討)

アニメーション

カスタム実装

ツールの標準機能で実現

Web制作の選択肢を事業課題から考える:ノーコードがハマるケース・ハマらないケース

Studio・FramerなどのノーコードWeb制作は、すべてのプロジェクトで最適とは限りません。事業フェーズ、予算規模、運用方針などの条件によって、フルスクラッチのWeb制作、WordPressベースのWeb制作、Studio・Framerを使ったノーコードWeb制作のいずれが最適かは変わります。Studio・Framerで作ることそのものが目的になると、本来解決すべき事業課題から外れたサイトができあがる危険があります。ここでは、ノーコードWeb制作が最適となる条件を、事業課題と照らし合わせて整理します。

1. 事業フェーズから考える選び方

シード〜シリーズAのスタートアップで、PMF前後の事業フェーズなら、コーポレートサイトやサービスサイトをノーコードWeb制作で素早く立ち上げ、事業の進捗に合わせて柔軟にリニューアルする選択が現実的です。事業仮説が固まりきっていない段階で、フルスクラッチで作り込むコストは大きすぎます。

一方、シリーズB以降の成長企業で、コーポレートサイトを長期のブランド資産として位置付ける場合、フルスクラッチや高度なCMS連携を含むWeb制作も選択肢に入ります。ただし、コーポレートサイトの主要部分はノーコードで作り、特殊なシステム連携が必要なページだけカスタム実装する組み合わせも実用的です。事業フェーズが進んでも、必ずしもフルスクラッチに切り替える必要はありません。

採用サイトやブランドサイト、サービスサイト単体など、特定の目的に特化したWeb制作なら、ほぼすべての事業フェーズでノーコードが現実的な選択肢になります。

2. 予算と制作期間で考える選択肢

Web制作の予算と期間は強く相関します。50〜100万円規模で2〜4週間で公開したい場合は、ノーコードWeb制作(Studio・Framer)が現実的な唯一の選択肢です。150〜300万円規模で1〜2ヶ月かけて作り込みたい場合、ノーコードでデザインの完成度を高める選択肢もあれば、WordPressベースで作る選択肢もあります。500万円以上の予算で大規模なコーポレートサイトを作る場合、フルスクラッチや高度なCMS連携が選択肢に入ります。

予算ありきで決めるのではなく、「事業課題を解決するために必要なWeb制作の規模」から逆算して予算を設計するのが本来の順序です。多くのコーポレートサイトやサービスサイトのプロジェクトでは、課題解決のためならノーコードで十分なケースが大半です。

3. 運用方針で考えるツール選定

公開後の運用方針も、Web制作の選択肢を左右します。社内に専任のWeb担当者がいて、ブログやお知らせなどの定期的なコンテンツ更新を内製で回す方針なら、Studio・Framerのような自社更新しやすいノーコードWeb制作が向いています。

一方、運用は外部の制作会社に任せ、年に一度の大規模なリニューアルだけ自社で関わる方針なら、フルスクラッチや高度なCMSを使うWeb制作も選択肢に入ります。Studio・Framerを選ぶ場合でも、公開後の更新代行を制作会社に依頼する組み合わせが可能なので、運用方針が固まっていない段階でも導入を検討できます。

4. ハマるケース・ハマらないケース整理

これまでの観点を踏まえて、Studio・Framerによるノーコード Web制作が最適となるケースとそうでないケースを整理します。

ハマるケース

ハマらないケース

サイト規模

コーポレートサイト、サービスサイト、LP、採用サイト、ブランドサイト

数百ページ超の大規模メディア、ECモール

必要な機能

標準的なCMS、フォーム、アニメーション

複雑な会員システム、独自決済、基幹システム連携

予算と期間

50〜300万円・2週間〜2ヶ月

500万円以上・3ヶ月以上の大規模制作

運用方針

自社更新中心 or 部分的な外部依頼

完全に外部任せの長期運用

事業フェーズ

スタートアップ〜成長企業

大企業の基幹システム連動サイト

このように、ノーコードWeb制作は「すべてのケースで最適」ではなく「特定の条件で最適」な選択肢です。Studio・Framerで作ること自体を目的にするのではなく、事業課題・予算・運用方針を整理した結果として、ノーコードWeb制作が最適なプランとして浮上するという順序が本質です。アームでは、ヒアリング段階で事業課題・予算・運用方針を整理し、Studio・Framerが本当に最適かどうかを率直に判断するところから始めます。

Studio・Framerが活きるWebサイト制作の典型パターン

ここまでの条件論を踏まえて、実際にStudio・FramerによるWeb制作が活きる典型的なパターンを3つ紹介します。アームに寄せられるご相談の多くも、おおむねこの3パターンに分類されます。

1. スタートアップのコーポレートサイトをStudio・Framerで素早く立ち上げる

最も多いパターンが、シード〜シリーズAのスタートアップが、創業期のコーポレートサイトをStudioまたはFramerで素早く立ち上げるケースです。事業仮説や訴求軸が確定しきっていない段階で、フルスクラッチに時間と費用をかけるのは合理的ではありません。Studio・Framerなら2〜4週間で公開でき、事業の進捗に合わせてサイトをリニューアルしていく柔軟性を持てます。

特にFramerは公開後の更新が直感的で、創業者やマーケ担当者が直接サイトを触りながら訴求軸を磨き込んでいくスタイルが取れます。Studioは日本語環境に最適化されているため、日本市場でブランドを立ち上げる場面に向いています。Studio・Framerどちらを選ぶかは、運用予定者のスキルセットと、目指すサイトの動きの強さで判断します。

2. 採用サイト・ブランドサイトをStudio・Framerでリニューアル

次に多いのが、既存のコーポレートサイトとは別に、採用サイトやブランドサイトをStudio・Framerでリニューアルするパターンです。採用サイトやブランドサイトは、コーポレートサイトより独立性が高く、デザインの自由度や動きの表現が成果に直結します。

Studio・Framerはどちらも、スクロール連動のアニメーションやホバー時のインタラクションといった動きを標準機能で実装できます。候補者の心を掴むアニメーション豊富な採用サイト、ブランドの世界観を体感できる動きのあるブランドサイト、こうしたWeb制作にはStudio・Framerの強みが直接活きます。コーポレートサイトを既存のWordPressで残しつつ、新しい採用サイトだけStudio・Framerで作る組み合わせも、現実的な選択肢です。

3. 既存サイトの一部をStudio・Framerに段階移行する

3つ目のパターンが、既存のWordPressサイトや古いHTML制作のサイトの一部分から、Studio・Framerに段階的に移行するケースです。サイト全体を一度に置き換えるのではなく、ランディングページや特定のキャンペーンページから始めて、徐々にStudio・Framerへの置き換えを進めていく方法です。

この段階移行アプローチのメリットは、リスクを抑えながらノーコードWeb制作の運用に慣れていける点です。最初は小規模なLPをStudio・Framerで作って運用してみて、自社更新のしやすさやデザインの仕上がりを確認したうえで、本格的なサイト全体のリニューアルを判断できます。WordPressの更新負荷から段階的に脱却したい企業に、Studio・Framerは特に向いている選択肢です。

ノーコード Web制作の本質は「速い」ことではなく、「設計と実装を並行できる」ことです。ツール選定と時間配分を間違えなければ、品質を落とさずに制作期間を半分に圧縮できます。

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初回相談で、課題の整理から進め方、費用感まで一通りお伝えします。強引な営業は一切いたしませんので、ご安心ください。

ノーコード制作を発注する前に押さえる視点

ノーコード Web制作を発注する前に、社内で確認しておくべき項目をまとめます。

  • サイトの目的とターゲット読者を明確に言語化できているか
  • 必須機能と「あれば嬉しい」機能を仕分けできているか
  • 公開希望日と、その逆算で設計フェーズの開始日が決まっているか
  • 大規模なEC機能や会員制の機能など、ノーコードに不向きな要件がないか
  • CMSで自社更新する範囲と、制作会社に依頼する範囲の方針が決まっているか
  • 公開後の運用担当者と、月次の更新体制が決まっているか
  • ブランドのトーン&マナーが言語化されているか

特に最初の項目は、ノーコード Web制作の品質を左右します。目的が曖昧なまま発注すると、ツールの強みを活かせない「とりあえず作っただけ」のサイトになります。発注前の30分でも、目的とターゲットを言語化する時間を取ることをおすすめします。

アームのStudio・Framer制作へのアプローチ

アームでは、Studio・Framerを使ったノーコード Web制作で、設計を濃く・実装を薄くするプロセスを採用しています。要件のヒアリングからサイトマップ・ワイヤーフレーム・デザイン・実装・公開後のレクチャーまでを、最短2〜3週間のスケジュールで一気通貫でご支援します。

道具よりレシピと段取りで、料理の質が決まる

ノーコードツールの本質は道具にすぎません。料理人がよい食材と道具を持っていても、レシピと段取りがなければよい料理は作れないのと同じで、Studio・Framerをよく知っているデザイナーが、設計と実装を一貫して担うことで初めて、品質と速さの両立が実現します。アームは、Studio・Framerを熟知したデザイナーが、デザインから実装、公開後の運用設計までワンストップで対応します。

ノーコード Web制作とStudio・Framerのよくある質問

Q1. Studio とFramer、どちらを選ぶべきですか?

サイトの目的と要件で選びます。日本語フォントの選択肢、UIの分かりやすさ、日本語の情報リソースの豊富さを重視する場合はStudioが向いています。スクロールアニメーション・パララックス・ページ遷移アニメなど標準機能で実現できる動きの幅広さ、Figmaに近い操作性、スマホアプリからCMS更新できる柔軟性、無料で人数無制限の共同編集を重視する場合はFramerが優位です。

判断軸として、ツールのアップデート頻度も考慮する価値があります。FramerもStudioも継続的に新機能が追加されており、半年・1年使い続けるほど対応できる表現の幅が広がっていく性質があります。ヒアリング段階で要件と照らし合わせて最適なツールを選定するのが基本です。

Q2. ノーコード Web制作の制作期間はどれくらいですか?

サイトの規模にもよりますが、トップページと10ページ程度の下層ページで構成されるコーポレートサイトなら、設計から公開まで最短2〜3週間が目安です。20〜30ページ規模で複雑なCMS設計が必要な場合は1〜2ヶ月。従来のWeb制作と比較すると、おおむね3分の1〜2分の1の期間で完了します。

Q3. ノーコード Web制作のコストはどれくらいですか?

コーポレートサイト規模で50〜200万円が一般的なレンジです。従来のWeb制作の200〜500万円と比較して、コストも半額程度に抑えられます。ただし、設計フェーズを省略して安価に済ませようとすると、品質が大きく落ちる傾向があります。設計に十分な時間をかけることが、コスト効率を最大化するコツです。

Q4. WordPressからStudio・Framerへの移行はできますか?

可能です。WordPressに蓄積されたコンテンツ(記事・画像・メタ情報)をCSV形式でエクスポートし、Studio・FramerのCMSに移行する流れが一般的です。Framerはスプレッドシートとの連携も柔軟で、CMS移行の作業が比較的スムーズに進みます。移行のタイミングで情報設計を見直すと、移行後のサイトの品質が大きく上がります。

Q5. ノーコードで作ったサイトは、後からカスタムコードを追加できますか?

可能です。Studio・Framerのいずれも、カスタムHTML・CSS・JavaScriptを埋め込む機能を持っています。標準機能で実現できない動きや機能が必要になった場合、カスタムコードで対応できる柔軟性があります。ただし、カスタムコードを多用するとノーコードのメリットが薄れるので、必要最小限に抑える設計が望ましいです。

Q6. 公開後の更新は本当に自社でできますか?

はい、Studio・Framerは公開後の更新が直感的で、非エンジニアでも問題なく扱えます。Framerは公開サイト上で直接編集でき、専用のスマホアプリからもテキスト・画像の差し替えが可能です。出先や移動中にブログ記事を投稿する、といった運用ができるため、PCを開く時間が取れない経営層やマーケ担当者にも向いています。Studioも管理画面が分かりやすく、操作マニュアルがあれば日常的な更新は問題なく行えます。重要なのは、CMS項目の設計と入稿ルールの整備で、ここが整っていれば自社更新の運用は十分可能です。

Q7. ノーコードでブランドの世界観は表現できますか?

十分可能です。Studio・Framerはタイポグラフィ・カラー・アニメーション・レイアウトを細部までカスタマイズでき、ブランドの世界観を反映した独自のサイトを構築できます。ノーコード=テンプレートという誤解がまだ残っていますが、デザイナーがツールを使いこなせば、従来のフルスクラッチ実装と遜色ないクオリティのサイトが作れます。

品質と速さを両立するノーコード Web制作は、ツール選定と設計プロセスの両面を整えれば、十分実現可能です。アームではStudio・Framerを使ったノーコード Web制作のご相談を承っています。

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伊藤 悠希

代表

伊藤 悠希

愛媛出身、東京在住。複数の制作会社でオンスクリーン領域のデザインを経験後、屋号「aaam(アーム)」で独立。スタートアップを中心にデザイン支援を行う。

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業種・規模を問わず100件以上のプロジェクトを経験。初めての業界でも、過去の知見から最適な設計を提案できます。

※数字は、アームとして独立する前の期間も含めています。

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業界歴

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Web制作・UIデザイン領域で9年の実務経験。設計だけでなく、公開後の運用・改善まで見据えた提案ができます。

※数字は、アームとして独立する前の期間も含めています。

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ディレクター不在の一気通貫体制。課題を直接聞いたデザイナーが設計・制作するため、要件のズレや手戻りが起きません。

選ばれ続けるユーザ体験
をデザインする。