比較される前に、思い出される。第一想起をつくるブランド戦略設計

相見積もりの比較表に載ってから始まる勝負は、たいてい価格の勝負です。本当の勝負はその前、発注側が「どこに声をかけようか」と思い浮かべる瞬間についています。アームのブランド戦略設計は、その想起の一番手、第一想起を取りにいく仕事です。

こんなお悩みはありませんか

  • 相見積もりに呼ばれてからの参戦なので、毎回価格勝負になる
  • 検索やSNSで見つけてはもらえるのに、選ばれない
  • 紹介頼みで、新規の売上が読めない
  • 良いサービスなのに、必要な人の頭に浮かんでいない気がする

買い手の約95%は、まだ市場にいません

LinkedIn B2B InstituteとEhrenberg-Bass研究所の共同研究(How B2B Brands Grow・2021年)によると、法人の買い手のうち、いま購買を検討しているのは四半期あたり約5%にすぎません。銀行・法務・ソフトウェアといったサービスの乗り換えがおよそ5年周期であることからの導出で、残りの約95%はそもそも市場にいない計算になります。

この5%だけを広告で奪い合うと、消耗戦になります。全員が同じ相手に入札するからです。同研究が示す出口はひとつで、最も容易に思い出されるブランドが買われる。つまり、約95%がいつか市場に入ってくるその日に備えて、記憶に先に入っておくことです。

出典: LinkedIn B2B Institute「The 95-5 Rule」Ehrenberg-Bass研究所の解説(2021年)

必要になる前に、記憶に入る。それがブランド設計の仕事です

ブランド設計とは、ロゴや配色を整えることではなく、思い出され方を設計することです。人は「Webサイトを作り直したい」「問い合わせが減った」といった具体的な場面でカテゴリを思い出します。この記憶の入口(※カテゴリーエントリーポイントと呼ばれます)に自社を結びつけておくほど、想起されやすくなります。

「◯◯で困ったら、あの会社」。この◯◯を何にするかを先に決めて取りにいくのが戦略で、ロゴやビジュアルはその記憶を呼び出すための目印です。順番を逆にすると、きれいだが思い出されないブランドができあがります。

進め方: 強みの言語化から、サイトの隅々まで

アームのブランド戦略設計は、次の3段階で進めます。

1. 他社が真似できない強みを言語化する

ヒアリングと競合調査で、ご自身でも説明しきれていない強みを引き出します。ここが決まらないうちにデザインへ進むことはありません。

2. どの場面で思い出されたいかを決める

強みが効く記憶の入口を選び、「◯◯ならあの会社」の◯◯を定義します。全部の場面で思い出される必要はなく、勝てる入口を数個押さえるほうが記憶には残ります。

3. サイトの情報設計とメッセージに落とす

決めた想起から逆算して、ページ構成(IA)と各ページのメッセージを設計します。訪れた人が数十秒で「自分のための会社だ」と感じる並びを作る工程で、ここで初めてWebサイト制作が手段として登場します。

人に思い出され、AIに推薦される。両方に効きます

いまはAI検索が「おすすめの会社」を名指しで答える時代です。AIの推薦候補に入るためにも、選ばれる理由が言語化されていることが土台になります。言語化された強みは、AIが引用できる一次情報そのものだからです。人の第一想起とAIの推薦は、同じ設計から生まれます。あわせてAI検索時代に「見つけてもらえる」Webサイトを設計するもご覧ください。

この工程は、制作の前置きではありません。何を作るかより先に、誰の記憶にどう残るかを決める判断そのものに価値があります。サービスの詳細はブランド戦略設計をご覧ください。

特徴について

プロダクトの売上を最大化させるUI・UXデザインならアームにお任せください

アーム代表 伊藤 悠希

アームは、伝言ゲームなしで課題の整理からデザイン、実装までを一人が担う戦略デザインスタジオです。

  • サイトはあるのに、売上につながっていない
  • 問い合わせは来るが、質が合わず商談にならない
  • 何に投資すれば伸びるのか、判断がつかない

動くものなら数日で作れる時代です。問われるのは、何を作るかより、なぜ作るか。事業の分解から画面と実装まで同じ人間が担当するので、決めた方針が形になるまで薄まりません。ぜひアームに一度ご相談ください。

選ばれ続けるユーザ体験
をデザインする。