
制作会社を替えたい。でもサイトもドメインも、自分たちのものではなかった
制作会社を替えたい。でも切り出した途端にサイトが止まるかもしれず、動けない。動けないのは、相手が悪いからだけではありません。
契約のときに誰の名義で、何を、どこに置くかを決めていなかったからです。名義と部品の棚卸しなら、数日で見立てをお伝えできます。月2万円のまま5年契約を払い続ければ、総額は120万円になります。
こんな状態ではありませんか
- 半年払い続けても成果が出ず、解約を申し出たら途中では解約できないと言われた
- 7ページ公開していたのに、ある日3ページしか表示されなくなった
- 制作会社と連絡が取れず、管理画面のIDもパスワードも分からないまま放置している
- 月2〜4万円のリースを5〜7年払っても、終わった後に自分のものになる保証がない
動けないのは制作会社の対応ではなく、契約時に決めた名義です
サイトは5つの部品でできています。出口は、名義が自分たちにある部品から動かすことです。まず、どれが誰の名義かを確認します。
部品 | 相手名義だと |
|---|---|
ドメイン | 移管に相手の同意が要る |
サーバー/DNS | 移転が相手の協力待ち |
CMSの管理者権限 | 持ち出しも引き継ぎも不可 |
ソースとバックアップ | 作り直ししか残らない |
フォームとメール | 問い合わせが相手経由で止まる |
確認する場所は、レジストラの登録者情報、ホスティング会社のマイページ、CMSに管理者権限で入れるか、納品データの所在、フォームの送信先と受信アドレスの設定です。
5つ全部が相手名義ということは、実はあまりありません。1つでも自分たち名義なら、そこが起点になります。聞けば角が立つ、切り出せば止められるかもしれない。その怖さで確認を先送りにしているなら、まず名義だけ見てください。
動けない理由は2つのどちらか
1つは契約に縛られている状態。解約金やリース、値上げ、プランの改悪で、抜けたくても抜けられません。もう1つは相手が消えた状態。倒産や音信不通で、管理画面のIDさえ分からなくなります。どちらでも確認する部品と順番は同じで、違うのは相手の協力を前提にできるかどうかだけです。
今日確認できる部品
契約書が手元になくても、半分は分かります。分かったところまでで構いません。
今日できる確認
ドメインは、レジストラ(お名前.com・ムームードメイン等)の管理画面にログインして、登録者名を見ます。ログインできない場合は、請求書の宛名が誰かを確認します。
CMSは、管理画面に管理者権限で入れるかどうか。閲覧しかできない権限しか渡されていないことがあります。
分からなくても進める
ログイン情報が一切分からない状態でも、ドメインの登録者が自分たちであれば、サーバーとサイトを新しく用意して作り直せます。
2026年9月からは、名義が一つも手元になくても、公開中のページそのものを起点にできます。Studioが発表した「Studio.Drop」は公開中のサイトをURLから読み込んで複製できるため、ログイン情報が分からないままでも、いまの見た目を保ったまま自社名義の環境を立ち上げ直せます(複製されるのは公開ページの静的な部分のみ。アームの自社サイトは189ページが約12分でした)。ただし、デザインや文章の著作権が契約上どちらにあるかの確認が先です。詳しくはStudio.Dropとは?189ページのサイトを発表当日に移行して分かったことにまとめています。
いちばん困るのは、確認しないまま数年払い続けることです。確認だけなら費用はかかりません。
確認を先送りにして月4万円のまま7年契約が続けば、支払い総額は336万円に膨らみます。
放っておくと、払う額は増え続けます
相手名義のまま払う月額は、サイトの家賃です。何年払っても、自分たちの資産にはなりません。
月額 | 5年契約の総額 | 7年契約の総額 |
|---|---|---|
2万円 | 120万円 | 168万円 |
3万円 | 180万円 | 252万円 |
4万円 | 240万円 | 336万円 |
(単純計算)。この金額の横に、移行にかかる一時費用を並べます。比べるのはその2つだけです。
待つほど選択肢は減ります。相手と連絡が取れるうちに部品を確認しておけば移行は進み、連絡が取れなくなってからでは、ドメインの登録者情報を調べるところから始めることになります。
名義を自分たちに戻すと、何が変わるか
替えたいときに、替えられる
ドメインとサーバーが自分たち名義なら、次の依頼先を選ぶのは自由です。相手の同意を待つ工程が無くなります。
いま | 名義を戻したあと |
|---|---|
解約を切り出せない | 1ヶ月前の通告だけで済む |
他社に見積もりを頼めない | 同じ条件で複数社に相談 |
払い続ける家賃が、資産に変わる
同じ金額を払うにしても、自分たち名義の資産に払うのか、他人の資産に払うのかで、数年後に残るものが変わります。
いま | 名義を戻したあと |
|---|---|
5〜7年払っても何も残らない | 止めてもサイトとデータは残る |
値上げを受け入れるしかない | 条件が合わなければ移せる |
相手が消えても、サイトは止まらない
倒産や音信不通は、こちらから防げません。防げるのは、そのときに何が失われるかのほうです。
アカウントを貴社名義で作り、標準的な道具で作り、判断の記録を残しておけば、次の担当が誰であっても引き継げます。
相談から着手まで
- STEP 01
初回ヒアリング
契約の形(一括・月額・リース)や残期間、ドメインの登録者、管理画面に入れるか、相手と連絡が取れるかをお聞きします。
30〜60分・無料
- STEP 02
見立ての共有
5つの部品のうちどれが自分たち名義か、移行にどれくらいかかるかをお伝えします。
数日
- STEP 03
お見積もり
内訳つきの見積書とスコープ案をお出しします。
最短翌営業日〜3営業日
- STEP 04
ご判断
検討・比較はご自由に。追客はしません。
期限なし
棚卸しだけでも大丈夫
3つの段階に分かれています。1で持ち帰る方もいます。
3つの段階と、かかる費用
段階 | やること | 期間・費用 |
|---|---|---|
1. 名義と部品の棚卸し | 5つの部品の確認と見立て | 30〜60分+数日・無料 |
2. 移行・再構築 | 再構築か作り直しを選択 | 50万円〜/90万円〜 |
3. 保守(任意) | 解約は1ヶ月前通告 | 月額(任意) |
2はStudio/Framerでの再構築が50万円〜、コーポレートサイトの作り直しが90万円〜です。3は結ぶかどうか自由で、結んでも違約金はありません。契約書や請求書、ログイン情報は分かる範囲で構いません。
アームに頼む理由
名義の棚卸しから移行・再構築まで、話を聞いた本人がmicroCMS・Studio・Framerの構築を直接担当します。受け渡しのコストがありません。
保守・運用の契約で縛りません。解約は1ヶ月前の通告のみ、違約金はありません。
データとドメインは貴社の所有にして、汎用的なCMSで構築します。次に誰へ頼んでも引き継げる形です。
先に自分で確かめたい方へ


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よくあるご質問
いまの制作会社と揉めずに移れますか。
ドメインやサーバーの名義が自分たちにあれば、相手の協力は最小限で済みます。交渉の間には立ちませんが、必要な手続きの整理はお手伝いします。
制作会社と連絡が取れず、管理画面にも入れません。
ドメインの登録者が自分たちであれば、サーバーやCMSを新しく用意して再構築できます。登録者も相手のままの場合は、確認できる順番からご案内します。
リース契約の途中でも相談できますか。
移行の準備や見立てのご相談は途中でも可能です。解約できるかどうかは契約書の内容によるため、消費生活センターや弁護士など専門の窓口にご確認ください。
次に頼むときは、何を契約書に入れておけばいいですか。
ドメイン・サーバー・CMSのアカウントを自社名義で作ること、納品データの受け渡し方法、解約の条件(通告期間と違約金の有無)の3点です。この3つが書かれていれば、同じことは起きません。