aaam

聞いた本人がつくる

アーム代表の伊藤です。アームは一人のスタジオ、と言い続けてきましたが、正確には私とAIの2人です。

営業もディレクターもいません。打ち合わせに出るのも、何を作るかを決めるのも、画面を設計するのも私。手の数が要る作業はAIに任せて、出てきたものを私が見て直します。話を聞いた人と作るものを決める人が同じ。このページはその体制の話です。

「言ったのに反映されない」は4回の受け渡しで起きる

  • 分業では要件がバトンのように渡る
  • 1回で1割薄まれば4回で6割
  • 原因は人ではなく構造

営業、ディレクター、デザイナー、エンジニア。分業の現場では、要件がバトンのように受け渡されていきます。全員が正しく仕事をしても、渡すたびに判断の背景が少しずつ削げ落ちる。打ち合わせの熱量や「なぜそう決めたか」は、要件書に書ききれないからです。

境界を1つ越えるごとに意図が1割薄まるとすれば、4回渡ったあとに残るのは6割ほどです。

「言ったはずのことが出てこない」の正体は、誰かの怠慢ではありません。構造です。構造が原因なら、直し方もひとつしかない。渡す回数を減らすことです。

打ち合わせで「それじゃ数字は動きません」と言う係

  • 聞いた本人だからその場で反対できる
  • 分業だと反対は実装の段階で出る
  • 言われたとおりに作るだけなら不向き

作る本人が聞いているので、その場で言えます。「それじゃ数字は動かないと思います」。

分業だと、この一言は打ち合わせでは出にくい。作る人がその場にいないからです。反対意見が出てくるのは、たいてい実装の段階。手戻りという名前で。

アームでは、要件書に書ききれないニュアンスや雑談でこぼれた本音まで、捨てられずに実装まで届きます。そのぶん反対もします。言われたとおりに作るだけの相手をお探しなら、アームは向いていません。総プロジェクト数100件以上、業界歴9年の経験は、この一言を言うためにあります。

意地悪なレビュアーは別のAIです

  • 社内レビューが無いのが一番の弱点
  • 別のAIに雑なところを探させる
  • 最後に読んで決めるのは私

一人でやる最大の弱点は、判断の偏りに気づく人が社内にいないことです。

だから書いたものは、別のAIに「雑なところはないか意地悪く見てほしい」と頼みます。返ってくるのは、だいたいこういう文面です。

ブロッカーは見つかりませんでした(が、直したい箇所が5件あります)。

括弧の中身が毎回いちばん長い。

それでも人の目の代わりにはなりません。大きな判断のときは、貴社側でもう一人見ていただくのがいちばん確実です。そうお伝えしています。

お支払いいただくのは伝達ではなく判断

  • 分業の見積もりには書かれていない行がある
  • アームの見積もりにその行は無い
  • 作業がAIで減るほど判断の比重が上がる

分業の見積もりには、書かれていない行があります。工程のあいだの伝達と管理にかかる人件費です。アームの見積もりに、その行はありません。

お支払いいただくのは、事業を分解して何を作るべきかを決める判断そのものです。作業がAIで軽くなるほど、この判断の比重は上がっていきます。

決める人が一人の会社といちばん噛み合います

  • 社長や事業責任者が自分で決める会社
  • 窓口と決裁者が別なら体制のある会社へ
  • 合わないときは最初にそう言う

アームが一番力を出せるのは、社長や事業責任者が自分で決めている会社です。一人法人、創業間もない会社、社内にWeb担当がいない会社。決裁が一人なら、打ち合わせは2人で終わります。持ち帰りも稟議も伝言もないので、決めたことがそのまま画面になる。

逆に、社内の合意形成に何段階も要り、窓口の方と決裁者が別の場合は、体制を持つ会社のほうが噛み合うこともあります。そのときは正直にそうお伝えします。無理に受けて途中で止まるほうが、お互いの損だからです。

手が足りない領域は入れる判断も私がします

  • 撮影や専門の原稿は外部の手を借りる
  • 誰を入れるかは私が決める
  • 窓口と責任は動かない

撮影や専門領域の原稿など、外部の専門家が要る場面はあります。その場合も誰を入れるかを決めるのは私で、窓口とディレクションの責任は動きません。体制は一気通貫のまま、手だけを借ります。

一人に頼んで止まったらどうするのか

  • 一人であることのリスクは消せない
  • 名義もデータも最初から貴社の手元に
  • 詳しくは「囲い込まない」へ

もっともな心配です。会社の看板は実際に作る人が誰かを保証してくれませんが、一人であることのリスクも消せません。アームはその代わりに、名義もデータも最初からお客様の手元に置き、引き継げる形で作ります。何をどう渡すのかは囲い込まないにまとめました。不安ごと、最初の打ち合わせでぶつけてください。

その打ち合わせの話は作る人に届いていますか。

特徴について