資産になるホームページ制作
価格で比べられない理由をつくる前に決めてサイトに残します。
アーム代表の伊藤です。アームは一人のスタジオ、と言い続けてきましたが、正確には私とAIの2人です。
営業もディレクターもいません。打ち合わせに出るのも、何を作るかを決めるのも、画面を設計するのも私。手の数が要る作業はAIに任せて、出てきたものを私が見て直します。話を聞いた人と作るものを決める人が同じ。このページはその体制の話です。
営業、ディレクター、デザイナー、エンジニア。分業の現場では、要件がバトンのように受け渡されていきます。全員が正しく仕事をしても、渡すたびに判断の背景が少しずつ削げ落ちる。打ち合わせの熱量や「なぜそう決めたか」は、要件書に書ききれないからです。
境界を1つ越えるごとに意図が1割薄まるとすれば、4回渡ったあとに残るのは6割ほどです。
「言ったはずのことが出てこない」の正体は、誰かの怠慢ではありません。構造です。構造が原因なら、直し方もひとつしかない。渡す回数を減らすことです。
作る本人が聞いているので、その場で言えます。「それじゃ数字は動かないと思います」。
分業だと、この一言は打ち合わせでは出にくい。作る人がその場にいないからです。反対意見が出てくるのは、たいてい実装の段階。手戻りという名前で。
アームでは、要件書に書ききれないニュアンスや雑談でこぼれた本音まで、捨てられずに実装まで届きます。そのぶん反対もします。言われたとおりに作るだけの相手をお探しなら、アームは向いていません。総プロジェクト数100件以上、業界歴9年の経験は、この一言を言うためにあります。
一人でやる最大の弱点は、判断の偏りに気づく人が社内にいないことです。
だから書いたものは、別のAIに「雑なところはないか意地悪く見てほしい」と頼みます。返ってくるのは、だいたいこういう文面です。
ブロッカーは見つかりませんでした(が、直したい箇所が5件あります)。
括弧の中身が毎回いちばん長い。
それでも人の目の代わりにはなりません。大きな判断のときは、貴社側でもう一人見ていただくのがいちばん確実です。そうお伝えしています。
分業の見積もりには、書かれていない行があります。工程のあいだの伝達と管理にかかる人件費です。アームの見積もりに、その行はありません。
お支払いいただくのは、事業を分解して何を作るべきかを決める判断そのものです。作業がAIで軽くなるほど、この判断の比重は上がっていきます。
アームが一番力を出せるのは、社長や事業責任者が自分で決めている会社です。一人法人、創業間もない会社、社内にWeb担当がいない会社。決裁が一人なら、打ち合わせは2人で終わります。持ち帰りも稟議も伝言もないので、決めたことがそのまま画面になる。
逆に、社内の合意形成に何段階も要り、窓口の方と決裁者が別の場合は、体制を持つ会社のほうが噛み合うこともあります。そのときは正直にそうお伝えします。無理に受けて途中で止まるほうが、お互いの損だからです。
撮影や専門領域の原稿など、外部の専門家が要る場面はあります。その場合も誰を入れるかを決めるのは私で、窓口とディレクションの責任は動きません。体制は一気通貫のまま、手だけを借ります。
もっともな心配です。会社の看板は実際に作る人が誰かを保証してくれませんが、一人であることのリスクも消せません。アームはその代わりに、名義もデータも最初からお客様の手元に置き、引き継げる形で作ります。何をどう渡すのかは囲い込まないにまとめました。不安ごと、最初の打ち合わせでぶつけてください。
その打ち合わせの話は作る人に届いていますか。