
SaaS・アプリのUIデザイン
登録された後に、使われ続けるかどうかで決まります。
アーム代表の伊藤です。このページは、SaaSやアプリの登録は取れているが、初回ログイン後に離脱している方向けです。読み終えると、どこを設計し直すと定着が変わるか、進め方と金額の目安が分かります。
こんな方のためのページです
- 登録数は増えているのに、継続率が上がらない
- 初回ログイン後、何をすればいいか分からないまま離脱されている
- 機能は足したが、使われていない
- 開発チームに渡す仕様が、画面ごとにばらばらになっている
- ストア評価や解約理由に「分かりにくい」が並んでいる
先に結論
SaaSとアプリで追う数字は違いますが、直す場所はどちらも最初の数分です。先に書きます。
このサービスで決まること
初回ログイン後の体験のズレを直し、使われる状態まで設計します。情報設計、画面遷移、Figmaでのデザイン、開発に渡す仕様と繰り返し使う部品の定義まで。
向いている状態・向いていない状態
向いているのは、リリース済みで利用状況が見えている、または初回体験のどこで止まるかを確かめたい状態。向いていないのは、数十画面を数ヶ月で複数チームで並行する規模。体制を持つ会社のほうが噛み合います。
金額と期間
10画面前後90万円〜/20画面以上250万円〜/部分改修50万円〜。継続で見る場合は月額伴走12万円〜。
アームの特徴
1. 機能を足す前に、最初の数分を直します
使われない原因の多くは機能不足ではなく、初回ログイン後に何をすればいいか分からないことです。そこから設計し直します。
根拠
ストア評価や解約理由に並ぶ「分かりにくい」は、ほとんどが最初の数分で起きています。機能一覧ではなく、初回の導線から見ます。
2. SaaSとアプリで、追う数字を先に決めます
アプリは継続利用率とストア評価、SaaSは解約率とLTV。違う数字を追うので、設計の優先順位も変わります。
項目 | アプリ | SaaS |
|---|---|---|
追う数字 | 継続利用率・ストア評価 | 解約率・LTV |
最初に直す場所 | 初回起動後の導線 | 初回ログイン後のセットアップ |
仕様の渡し方 | 画面遷移と部品定義 | 画面遷移と部品定義(開発会社へそのまま) |
根拠
追う数字を決めずに作ると、見た目は整っても定着率が変わりません。設計の前に、貴社の数字で合意します。
3. 画面ごとではなく、繰り返し使う部品から定義します
部品を先に決めると、開発も修正も速くなります。画面が増えても構造が壊れません。
根拠
画面単位で仕様を書くと、機能が増えるたびに画面が増え、どこで何ができるのか分からなくなります。部品と構造から設計します。
4. 開発会社はそのままで構いません
仕様と部品定義を渡す形で連携します。設計とデザインだけを切り出したご依頼が最も多いです。
根拠
開発にそのまま渡せる仕様と、繰り返し使う部品の定義までをお渡しします。実装は含みません。
対応できる範囲
初回体験の設計から、開発に渡す仕様までを担います。
- 利用状況の確認と、初回体験のどこで止まるかの特定
- 情報設計・画面遷移の設計
- Figmaでの全画面UIデザイン
- 繰り返し使う部品の定義(デザインシステムの土台)
- 開発にそのまま渡せる仕様の書き起こし
- リリース後の利用状況をふまえた改善提案
含まれないもの
実装(フロントエンド開発)。仕様と部品定義をお渡しし、開発会社にそのまま渡せます。数十画面を数ヶ月で複数チームで並行する規模もお受けしていません。
得られる成果
使われ続ける
初回ログイン後の数分が変わると、定着率が変わります。登録数を追うのではなく、最初の体験で「何をすればいいか」が分かる状態をつくるので、解約の理由が一つ減ります。
開発が速くなる
繰り返し使う部品を先に定義するので、画面が増えても仕様がばらつきません。開発チームは画面ごとに解釈せず部品を選ぶだけになり、修正の往復が減ります。
社内に説明できる
追う数字(継続率・解約率・ストア評価)を先に決めるので、デザインの投資を数字で説明できます。「見た目が良くなった」ではなく「どの指標を動かすか」で話せます。
失敗しないために
1. 機能を足す前に、初回の体験を直す
使われない原因の多くは機能不足ではなく、最初の数分で何をすればいいか分からないことです。
2. 違いは「継続利用率とストア評価」か「解約率とLTV」か
アプリとSaaSで追う数字が違います。追う数字を先に決めます。
3. 画面ごとに仕様を書かない
繰り返し使う部品を先に定義すると、開発も修正も速くなります。
支援実績
関連するコラム
SaaS・アプリのUI設計と改善について、実務で使える内容を継続して書いています。まだ相談する段階ではない方も、こちらからどうぞ。
支援の進め方
- STEP 01
初回面談
画面と数字の状況を伺います。部分改修で済むならそう申し上げます。
30〜60分・無料
- STEP 02
課題整理・要件定義
利用状況の確認と、直す範囲の確定。ここで止めて構いません。
2〜3週間
- STEP 03
画面設計・UIデザイン
情報設計、画面遷移、Figmaでのデザイン
4〜8週間
- STEP 04
仕様の書き起こし
開発に渡す仕様と、繰り返し使う部品の定義
2週間
- STEP 05
リリース後
利用状況をふまえた改善提案
継続
料金・期間の目安
規模 | 含まれるもの | 金額 |
|---|---|---|
10画面前後 | 課題整理、画面設計、UIデザイン、仕様 | 90万円〜 |
20画面以上 | 同上+部品の体系化 | 250万円〜 |
部分改修 | 対象範囲の設計・デザイン | 50万円〜 |
継続で見る場合 | 月額伴走 | 月12万円〜 |
料金の前提と、含まれないもの
実装(フロントエンド開発)は含みません。仕様と部品定義をお渡しし、開発会社にそのまま渡せます。工程ごとに区切って見積もるので、要件定義で止めても成果物はお渡しします。UIクイック診断からの続きでご依頼の場合は、診断の費用を充当します。
組み合わせで、成果を最大化
先に小さく確かめたい場合は診断へ。部品を体系化したい場合はデザインシステムへ。リリース後を継続して見る場合はコンサルへ。
よくあるご質問
相談だけで費用はかかりますか
かかりません。初回は30〜60分・無料で、その場で見立てをお出しします。見立てだけ持ち帰っていただいて構いません。
うちの規模で頼むのは大げさではないですか
決める人が一人の会社が、いちばん相性がいい相手です。小さく確かめられる入口(15万円〜)から始められます。
まだ要件が固まっていないのですが
固まっていない段階のご相談こそ役に立てます。要件定義書は不要です。何を決めるべきかから一緒に整理します。
途中で止められますか
止められます。工程ごとに区切って見積もるので、どの段階で止めても、それまでの成果物はお渡しします。伴走契約は1ヶ月前通告・違約金なしです。
開発会社はこちらで決めていますが、連携できますか
できます。仕様と部品定義を渡す形で連携します。
先に小さく確かめたいのですが
UIクイック診断(15万円〜・1週間)から始められます。
最後に
登録されることと、使われ続けることは別の設計です。どこで止まっているかを、まず画面と数字で一緒に見ましょう。






