
払っているものの棚卸し
毎月払っているそれは、いくら取り返していますか。
アーム代表の伊藤です。このページは、保守・広告・媒体・ツールに毎月お金を払っているのに、それが何を返しているか説明できない方向けです。読み終えると、棚卸しで何が分かり、何が分からないか、15万円で何が返るかが決められます。
こんな方のためのページです
- 月額の保守を払っているが、中身を見たら実質サーバー監視だけだった
- 改善提案が一度も来ないまま、3年目に入っている
- 流入が落ちていることに、誰も気づいていない
- 制作会社を替えたいが、データもドメインも手元にない
- 広告を止めると問い合わせが止まるので、止められない
先に結論
読む時間がない方のために、このページで言いたいことを先に書きます。
このサービスで決まること
いま毎月出ていく費用のうち、どれをいくら止められるか。止める順番。浮いた分をどこに回すか。お渡しするのはレポートではなく、削減できる金額です。
向いている状態・向いていない状態
向いているのは、保守・広告・ツールの合計が月5万円を超えていて、それぞれが何を返しているか答えられない状態。向いていないのは、サイトを持ったばかりで払っているものがまだ少ない状態。その場合は費用に見合わないので、初回面談でそう申し上げます。
金額と期間
15万円〜、最短1週間。削減できるものが1つも無かった場合は「いま払っているものは妥当です」と書いてお渡しします。それも判断材料です。
アームの特徴
1. 所見ではなく、削減できる金額を出します
「改善の余地があります」では動けません。どれをいくら止められるかを、円で書きます。
項目 | よくある無料診断 | 棚卸し |
|---|---|---|
成果物 | 改善提案書 | 削減できる金額と止める順番 |
目的 | 自社サービスの提案につなげる | いま出ている出費を止める |
その後 | 提案を受けるかどうか | 削減だけで終えてよい |
根拠
月2万円の更新代行は3年で72万円、月4万円なら144万円です。止めるべきものが1つ見つかれば、棚卸しの費用は回収できます。この計算は単純な掛け算で、貴社の契約書で確かめられます。
2. 気づいていない出血を探します
落ちている流入、取りこぼしているフォーム、重複している契約。本人が気づいていない箇所がいちばん大きいことが多いです。
根拠
自社サイトで同じ点検を毎週回しています。フォームの取りこぼしは、計測を入れた月に実数で見えるようになりました。実測の方法は初回面談で画面でお見せします。
3. 抜けられるかどうかを確かめます
名義、データ、独自CMS。乗り換えられない状態は、それ自体が値上げの余地になります。
項目 | 抜けられる状態 | 抜けられない状態 |
|---|---|---|
ドメイン・サーバー | 貴社名義 | 制作会社名義 |
データ | 書き出せる | 独自CMSの中にしか無い |
更新 | 社内でも触れる | 依頼しないと変えられない |
根拠
アームが作るものは、最初から貴社名義で作ります。自分のところでやっていることを点検基準にしています。
4. 削った分の行き先まで書きます
浮いた費用をどこに回すと数字が動くのか。削って終わりにはしません。うちに頼まないほうが安い部分があれば、そう書きます。
根拠
棚卸しの対象に、アーム自身の見積もりも含めて構いません。削減額を出す商品で、自分だけを聖域にすると意味がありません。
対応できる範囲
いま出ていく費用と、気づいていない損失を洗い出し、止める順番を決めます。
- 毎月払っているものの棚卸し(保守・更新代行・広告・媒体・ツール・ドメイン)
- それぞれが何を返しているかの照合(契約書と実態の突き合わせ)
- 気づいていない出血の検出(流入の落ち込み、フォームの取りこぼし、重複契約)
- 抜けられるかの点検(アカウント名義、データ、独自CMSの有無)
- 削減できる金額の算出と、止める順番
- 浮いた費用の使い道(何に回すと数字が動くか)
含まれないもの
止める交渉の代行、解約手続きの代行、新しい制作や広告運用。これらは棚卸しの後、必要ならご相談に応じます。棚卸しだけで終えていただいて構いません。
一般的な「無料診断」との違い
項目 | よくある無料診断 | 払っているものの棚卸し |
|---|---|---|
目的 | 自社サービスの提案につなげる | いま出ている出費を止める |
成果物 | 改善提案書 | 削減できる金額と、止める順番 |
対象 | これから作るもの | すでに払っているもの |
自社の扱い | 自社の商品は勧める | 自社の見積もりも棚卸しの対象に含める |
その後 | 提案を受けるかどうか | 削減だけで終えてよい |
無料診断が悪いわけではありません。ただ、診断する側が提案する側でもある以上、結論は「やる」方向に寄ります。構造の話で、誰かの怠慢ではありません。棚卸しは、止める方向の結論を出せるように設計しています。
得られる成果
金額が返る
止めるべきものが1つ見つかれば、棚卸しの費用は回収できます。月2万円の更新代行なら3年で72万円。見つからなければ「いま払っているものは妥当です」という判断が残り、それも材料になります。
出血が止まる
落ちている流入やフォームの取りこぼしは、気づいた日から止まります。気づかない限り毎月続くので、いちばん大きい損失はたいてい本人が見ていない場所にあります。
主導権が戻る
名義とデータの在り処が分かれば、依頼先を選べる状態になります。いまの会社と続けるにしても、選んで続けることになり、値上げや条件の交渉も対等にできます。
失敗しないために
1. 金額だけで高い安いを判断しない
同じ月1万円でも、サーバー管理・セキュリティ更新・修正対応まで含む1万円と、実態のない「安心料」の1万円があります。範囲を揃えない比較は意味を持ちません。棚卸しでは、まず範囲を揃えます。
2. 安い保守がいちばん高くつくことがある
提案が来ない契約は、払った分がまるごと機会損失になります。金額ではなく、毎月何が返ってきたかで見てください。
3. 止める順番を間違えない
広告を先に止めると問い合わせが即座に消えます。積み上がる側(記事・導線)を先に作ってから、買う側を減らします。順番を間違えた場合の戻し方も、報告に書きます。
4. いまの会社との関係を壊さない
棚卸しの結果は貴社のものです。伝えるかどうか、いつ伝えるかは貴社が決められます。こちらから先方に連絡することはありません。
関連するコラム
毎月の保守・更新代行・乗り換え・所有権について、実務で使える内容を継続して書いています。まだ相談する段階ではない方も、こちらからどうぞ。
支援の進め方
- STEP 01
初回面談
いま払っているものを伺い、その場で見立てをお出しします。ここで「費用に見合わない」と分かれば、そう申し上げて終わります。
30〜60分・無料
- STEP 02
資料のご共有
契約書、請求書、管理画面の権限をご確認いただきます。無いものは無いで構いません。
数日
- STEP 03
棚卸し
費用の照合と、出血の検出、名義の点検
3〜5営業日
- STEP 04
ご報告
削減できる金額と、止める順番を説明します。ここで終えて構いません。
60分
- STEP 05
(任意)実行へ
止める交渉も、浮いた分の投資も、続けてご相談いただけます
ご判断次第
料金・期間の目安
内容 | 含まれるもの | 金額 |
|---|---|---|
払っているものの棚卸し | 費用の照合、出血の検出、名義の点検、削減額と止める順番 | 15万円〜(最短1週間) |
料金の前提と、含まれないもの
対象は月額で払っているもの全般です。止める交渉の代行は含みません。削減できる金額が15万円に届かなかった場合は、棚卸しの費用をその後の制作・伴走の費用に充当します。棚卸しのあと制作や伴走をアームにご依頼いただく場合も同様に充当します。
組み合わせで、成果を最大化
棚卸しで「流入が落ちている」と分かった場合は、深掘りの診断へ。止めた分の使い道が「伸ばす側」なら、伴走へつなげられます。
よくあるご質問
相談だけで費用はかかりますか
かかりません。初回は30〜60分・無料で、その場で見立てをお出しします。見立てだけ持ち帰っていただいて構いません。
うちの規模で頼むのは大げさではないですか
決める人が一人の会社が、いちばん相性がいい相手です。小さく確かめられる入口(15万円〜)から始められます。
まだ要件が固まっていないのですが
固まっていない段階のご相談こそ役に立てます。要件定義書は不要です。何を決めるべきかから一緒に整理します。
途中で止められますか
止められます。工程ごとに区切って見積もるので、どの段階で止めても、それまでの成果物はお渡しします。伴走契約は1ヶ月前通告・違約金なしです。
いまの制作会社との関係が悪くなりませんか
棚卸しの結果は貴社のものです。伝えるかどうか、いつ伝えるかは貴社が決められます。こちらから先方に連絡することはありません。
削減できるものが何も無かったらどうなりますか
「いま払っているものは妥当です」と書いてお渡しします。それも判断材料です。棚卸しの費用は、その後の制作・伴走にご依頼いただく場合に充当します。
そのままアームに乗り換える必要がありますか
ありません。棚卸しだけで終えていただいて構いません。追客もしません。
最後に
足りないものを足す前に、出ているものを止めるほうが早いことがあります。まず、いま毎月いくら出ていて、それが何を返しているかを一緒に見ましょう。見立てだけ持ち帰っていただいても構いません。



