
Framer・Studioサイトの引き継ぎと運用
他社が作ったFramer・Studioのサイトを、引き取って伸ばします。
アーム代表の伊藤です。このページは、FramerやStudioで作ってもらったサイトを、社内で触れない・名義が分からない・提案が来ないまま抱えている方向けです。読み終えると、作り直さずに引き継げるか、引き継ぐと何が戻るか、いくらかかるかが分かります。
こんな方のためのページです
- 制作会社を替えたいが、引き継げるのか分からない
- Framer・Studioで作ってもらったが、社内で触れる人がいない
- 更新のたびに依頼が要り、費用も時間もかかる
- 作った会社から、改善の提案が来ない
- アカウントの名義とプランが、いま誰のものか分からない
先に結論
引き継げるかどうかは、URLを見れば大半は分かります。先に結論を書きます。
このサービスで決まること
作り直しません。いまのファイルを見て、活かせる部分と直す部分を分け、壊れずに更新できる形に整理して、社内で触れる範囲を手順書で残します。
向いている状態・向いていない状態
向いているのは、Framer・Studioで作られたサイトがあり、名義の整理と内製化をしたい状態。向いていないのは、サイトそのものを根本から変えたい場合(それは引き継ぎではなく制作です)と、FramerでもStudioでもないサイト。
金額と期間
引き継ぎの壁打ちはスポット・時間単位。整備は25万円〜(〜5画面)/35万円〜(6〜15画面)。その後の運用は月12万円〜。
アームの特徴
1. 作り直しを前提にしません
いまのファイルを見て、活かせる部分と直す部分を分けます。
項目 | よくある提案 | アーム |
|---|---|---|
結論 | 「作り直したほうが早い」 | 活かせるなら活かす |
見積もり | 新規制作の金額 | 整理にかかる分だけ |
貴社に残るもの | また他社名義のサイト | 触れる範囲と手順書 |
根拠
自社でもFramerの実案件を運用しています。ファイルの構造を見れば、引き継げるかどうかは大半が初回面談で判定できます。
2. まずアカウントと権利の在り処を整理します
プラン、ドメイン、CMS、解析。誰の名義かをはっきりさせるところから始めます。
根拠
名義が制作会社のままだと、その会社が無くなったときにサイトごと消えます。確認は難しくありません。聞き方を手順書に書きます。
3. 触れる範囲を社内に残します
どこを触るとどこが変わるかを、手順書にして渡します。
項目 | 依頼型の運用 | 内製化後 |
|---|---|---|
文言の修正 | 依頼→数日待ち | 社内で当日 |
お知らせの追加 | 依頼→見積もり | CMSから投稿 |
構造の変更 | 依頼 | 依頼(ここは残ります) |
根拠
全部を社内で触れるようにはしません。壊れやすい箇所は触らない設計にして、その境界を手順書に書きます。
4. 引き継いだあと、そのまま伸ばす運用に移れます
引き継ぎと同時に計測を入れるので、次の打ち手が決まります。伴走は任意です。
根拠
引き継ぎだけで終えていただいて構いません。追客もしません。
対応できる範囲
現状のファイルとアカウントの棚卸しから、更新体制の構築、公開後の改善までを担います。
- 現状のFramer・Studioファイルの構造確認と、引き継げるかどうかの判定
- アカウント名義・プラン・ドメイン・解析の棚卸し
- 壊れずに更新できる形への整理(部品化・CMS化)
- 社内で触るための手順書
- 計測設計(何を成果と数えるか)
- その後の伸ばす運用(グロース伴走へ)
含まれないもの
サイト全体のデザイン変更(それは制作です)。Framer・Studio以外のサイト。いまの制作会社との交渉の代行(聞き方はお伝えします)。
引き継ぎの判定基準
項目 | そのまま引き継げる | 整理が要る | 作り直したほうが早い |
|---|---|---|---|
構造 | 部品化されている | ページごとに直書き | レイアウトが壊れている |
名義 | 貴社名義 | 制作会社名義だが移せる | 移せない(独自契約) |
CMS | 使っている | 使っていない | — |
「作り直したほうが早い」に当たる場合は、そう申し上げて、制作のページへご案内します。引き継ぎで無理に受けることはしません。
得られる成果
主導権が戻る
アカウント・ドメイン・解析の名義が貴社に揃い、依頼先を選べる状態になります。いまの会社と続けるにしても、他社に移すにしても、選んで決められます。
更新が止まらない
社内で直せる範囲と手順書が残るので、文言やお知らせの修正で数日待たされません。壊れやすい箇所は依頼に残す境界まで決めるので、触って壊す事故も防げます。
数字が動き出す
引き継ぎと同時に計測を入れるので、何を成果と数えるかが決まり、次の打ち手が見えます。伴走は任意です。引き継ぎだけで終えていただいて構いません。
失敗しないために
1. 名義の確認を後回しにしない
引き継ぎの作業を始める前に、誰の名義かを確かめます。作業したあとに名義が移せないと分かると、全部やり直しになります。
2. 全部を社内で触れるようにしない
壊れやすい箇所まで開放すると、誰かが触って壊れます。触ってよい範囲と、依頼する範囲の境界を決めます。
3. いまの会社との関係を壊さない
引き継ぎの相談をしていることを、先方に伝える必要はありません。名義の確認は、通常の問い合わせの形でできます。
関連するコラム
FramerとStudioの引き継ぎ・比較・料金について、実務で使える内容を継続して書いています。まだ相談する段階ではない方も、こちらからどうぞ。
支援の進め方
- STEP 01
初回面談
いまのサイトのURLだけで、引き継げるかの見立てをお出しします。作り直したほうが早い場合は、そう申し上げます。
30〜60分・無料
- STEP 02
権限のご確認
Framer・Studioのアカウント、ドメイン、解析の名義を確認します。聞き方はお伝えします。
数日
- STEP 03
現状確認
ファイルの構造を見て、活かせる部分と直す部分を分けます。ここで止めて構いません。
3〜5営業日
- STEP 04
引き継ぎ整備
部品化、CMS化、更新ルールの整理
2〜4週間
- STEP 05
お渡しと手順書
社内で触る範囲を決めて、手順書をお渡しします
1週間
- STEP 06
(任意)伸ばす運用へ
計測を入れて、改善に移ります
ご判断次第
料金・期間の目安
内容 | 含まれるもの | 金額 |
|---|---|---|
引き継ぎの壁打ち | 現状確認と引き継ぎ可否の見立て | スポット・時間単位(計測設計は無料で同梱) |
引き継ぎ整備(〜5画面) | 構造整理、部品化、手順書 | 25万円〜 |
引き継ぎ整備(6〜15画面) | 同上+CMS構築と更新ルール | 35万円〜 |
その後の運用 | グロース伴走 ライト/スタンダード | 月12万円〜/月30万円〜 |
料金の前提と、含まれないもの
Framer・Studioのプラン料金は貴社負担です(Framerは円建て・クレジット制、Studioは6プラン。いずれも別記事に整理しています)。デザインの変更は含みません。壁打ちだけで終えていただいて構いません。
組み合わせで、成果を最大化
引き継ぎ後に数字を動かすなら伴走へ。払っているものの全体を見直すなら棚卸しへ。
よくあるご質問
相談だけで費用はかかりますか
かかりません。初回は30〜60分・無料で、その場で見立てをお出しします。見立てだけ持ち帰っていただいて構いません。
うちの規模で頼むのは大げさではないですか
決める人が一人の会社が、いちばん相性がいい相手です。小さく確かめられる入口(15万円〜)から始められます。
まだ要件が固まっていないのですが
固まっていない段階のご相談こそ役に立てます。要件定義書は不要です。何を決めるべきかから一緒に整理します。
途中で止められますか
止められます。工程ごとに区切って見積もるので、どの段階で止めても、それまでの成果物はお渡しします。伴走契約は1ヶ月前通告・違約金なしです。
いまの制作会社に知られずに相談できますか
できます。名義の確認も、通常の問い合わせの形でできます。こちらから先方に連絡することはありません。
Framer・Studio以外のサイトも引き継げますか
このページの対象外です。WordPressや独自CMSの場合は、Webサイト制作のページからご相談ください。
引き継いだあと、また他社に移せますか
移せます。貴社名義で、標準的な作りに整理するので、アームに依頼し続ける必要はありません。
最後に
いまの制作会社との関係を壊す必要はありません。引き継げる状態かどうかを知っておくだけでも、選択肢が増えます。URLを1つ、お送りください。



