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Framer・Studio

Framerの料金プラン|表に載らない5つの罠と、貴社に合うプランの選び方【2026年9月】

Framerの料金プラン|表に載らない5つの罠と、貴社に合うプランの選び方【2026年9月】

アーム代表の伊藤です。
Framerの有料プランはBasic・Pro・Enterpriseの3種類で、日本から公式料金ページを開くとBasicは月1,027円、Proは月3,081円です(年払いの月額換算・2026年9月18日確認)。

ただしFramerの料金プランで本当に確かめるべきは、月額の数字より解約と増員のときに何が起きるかです。Framerの返金は世界共通で購入から7日以内に限られ、年払いから月払いへは自分では戻せません。

この記事では、まずFramerの料金プランを表で決め、そのあと公式ヘルプにしか書かれていない「やめるとき」「増やすとき」の5つの注意点までを整理します。Framerでできることや始め方は、こちらの記事にまとめています。

Framerの料金プランはどれを選ぶべきか。貴社の状況なら、このプラン

  • BasicとProの差は月2,054円
  • 迷ったらBasicから始めて後で上げる
  • 料金は機能でなく運用人数で決まる

Framerの料金プランは、ページ数ではなく更新運用が要るかどうかで決まります。リダイレクト設定・ステージング・ブランチはProからで、Basicに買い足せません。まず下の表で自分の行を決めてください。

状況

おすすめプラン(月額・年払い)

理由

まず試したい・学習したい

Free(0円)

エディタ機能は無料で試せる

個人サイト・ポートフォリオ

Basic(1,027円)

独自ドメイン+CMS2つで足りる

LP1枚を独自ドメインで公開

Basic(1,027円)

ページ数・帯域とも十分

企業サイト(更新運用あり)

Pro(3,081円)

CMS・ステージング・リダイレクトが実務の必須線

リニューアル(既存URLあり)

Pro(3,081円)

リダイレクト設定がPro以上のため

大規模・セキュリティ要件が厳しい

Enterprise(要問い合わせ)

SSO・無制限エディター・稼働保証

プランが決まったら、踏みやすい落とし穴を確認してください。

プラン

落とし穴

Free

有料化後は7日で判断(1)

Basic

帯域幅50GBは超えやすい(5)

Pro

招待は即課金(4)

Enterprise

下げても差額は現金で戻らず(3)

BasicとProの差は月2,054円。迷ったらBasicから始めて、上限に当たった時点で上げれば問題ありません。プラン変更は管理画面から随時できます。表の「状況」と「理由」は公式の機能差をもとにしたアームの判断です。

この記事の料金表記について

本記事の金額は、日本から公式料金ページを開いたときに表示される円建て・年払い時の月額換算です(2026年9月18日確認)。請求も円建てで、Framerの決済画面に円で請求額が立つことを確認しています。為替で請求額が動くことはありません。

プランが決まっても、次に見るのは人数

プランが決まったら、そこで一度止まってください。Framerの料金は、機能ではなく運用人数で決まります。誰が何人で更新するかを先に決めないと、あとから席の追加課金で崩れます。それでも足りないのが、金額表に出てこない「やめるとき」「増やすとき」の手順です。次の章で5つ並べます。

自分がどのプランか、迷ったらここだけ読む

  • Freeは1,000ページまで試せるが公開は限定的
  • BasicはCMSコレクション2つで枠を使い切る
  • 新機能はPro以上が前提になりやすい

自分の行が決まっている方は飛ばして構いません。迷っている方だけ開いてください。

Freeでどこまでできるか

Freeプランでも、Framerのエディタ機能はひと通り試せます。公式FAQによると、無料プロジェクトでは1,000ページ・10CMSコレクション・5MBまでのファイルアップロード・お試し用の無料ロケール1つまで使え、デザインツールとしての利用やテンプレート制作には十分です(公式料金ページFAQ「What's included in the Free plan?」・2026年9月18日確認)。

ただし公開はFramerのサブドメインに限られ、独自ドメインを接続するには有料プランが必要です。公式FAQのこの数値はFreeプランのプロジェクトに対する記述で、有料プランの上限とは別の枠として示されています

有料での公開は、また別の上限に切り替わる

有料プランで公開する場合は上の表のBasicの30ページ・2コレクションといった値が上限です。両者の関係は公式ページに明記がないため、実際の運用に入る前にプロジェクトの設定画面で上限表示を確認してください。帯域幅も1GBまでなので、実質「制作・検証用」と考えるのが正確です。

Basicが向いているケース

個人サイト、ポートフォリオ、小規模なコーポレートサイトに向いています。公式ヘルプも「個人や小規模チーム向け」と位置づけています(Framer公式ヘルプ「Best use cases for each Framer plan」・2026年9月18日確認)。注意すべきはCMSコレクションが2つまでという制限です。「お知らせ」と「ブログ」で2枠を使い切るため、後から「実績一覧もCMS化したい」となるとProへのアップグレードが必要になります。

Proが向いているケース

企業サイトとして本格運用するなら、実務的にはProが基準になります。公式ヘルプでも「成長期のスタートアップやスケールアップのチーム向け」と案内されています。

ページ数・CMS・帯域幅の余裕に加えて、ステージング環境(※公開前に変更内容を検証できる環境)とブランチ機能(※サイトの別バージョンを並行して編集できる機能)が使えるため、複数人での安全な更新運用が可能になります。

リダイレクト設定もPro以上のため、サイトリニューアルでURLが変わる場合は実質Pro一択です。

新機能は、先にPro以上へ着地する

また、新機能がPro以上を前提に提供される傾向も見逃せません。たとえば2026年6月に追加されたフォームのスパム対策のうち、AIが送信内容を判定するAdvancedモードはPro以上の機能です(出典: Framer公式 Updates「Forms Antispam」・2026年6月)。長く運用するほど、この差は積み上がります。

Enterpriseが向いているケース

エディター数無制限、SSO(※シングルサインオン。社内の認証基盤でログインを一元管理する仕組み)、稼働率保証など、大企業向けの管理・セキュリティ要件に対応します。料金は個別見積もりです。

Framerの料金は、やめるときと増やすときに5つの罠があります

ここからは、Framerの公式料金ページとヘルプ記事にだけ書かれている条件を並べます。3つは「やめるとき」、2つは「増やすとき」に踏む罠です。番号は後半のチェック表に対応します。

返金

1. 返金は世界共通7日。日本からは実質ノーリファンドです

Framerの返金は、購入から7日以内に限られます。EU・トルコの居住者だけは現地の法律で14日ですが、日本から契約した場合はこの7日を過ぎると対象になりません。

解約そのものも、自動では返金の理由になりません。公式ヘルプは「解約しても自動的に返金の対象にはならない」と明記しています。帯域幅やAIクレジットのような従量制のアドオンは、少しでも消費した時点で返金の対象外です。

踏みやすいのは、初めて有料化する個人事業主やBasic層です。年払いでまず契約して使用感を確かめようとすると、判断が遅れた瞬間にこの7日を超えます。最初の契約は月払いで様子を見て、続けると決めてから年払いへ上げるほうが安全です。

公開されている相談には、Proプランの目玉であるはずのAI生成機能が、使用環境によっては画面のどこにも見当たらず、同じ症状の情報も見つからずに困っているという声があります。契約の決め手にした機能が実際には動かないと、誰にも確かめようがないまま「損をしたのでは」という不安だけが残ります。動作の可否は環境で変わりうるので、契約直後にまず目当ての機能を実際に触り、この7日の間に判断してください

根拠と時点

Framer公式ヘルプ「Refund policy」(2026年9月18日確認)。「Canceling a subscription does not automatically qualify you for a refund」「Refund requests submitted after the applicable refund period are not eligible for a refund」と明記。

解約

2. 年払いから月払いへは、自分では戻せません

月払いから年払いへは、管理画面の「Plans」タブから即座に切り替えられます。逆方向、年払いから月払いへの変更はセルフサービスに用意されていません。公式ヘルプは、プロジェクトのリンクを添えてサポートへ連絡するよう案内しています。

踏みやすいのは、資金繰りに波がある個人事業主や小規模チームです。年払いにしたあとで月払いへ戻したくなっても、管理画面の操作だけでは完結しません。問い合わせから反映までの日数は公式に明記がないため、確実に1年続けると決まるまでは月払いで契約し、続くと分かってから年払いへ切り替えると安全です。

根拠と時点

Framer公式ヘルプ「Change your billing cycle」(2026年9月18日確認)。月払いから年払いへは「immediately switch」、逆方向は「サポートチームへプロジェクトリンクを添えて連絡」と明記。

解約

3. ダウングレードの差額は、現金では戻りません

上位プランから下位プランへ下げると、残り期間の未消化分はアカウントクレジットに変換され、次回以降の請求に自動で充当されます。公式ヘルプに「返金不可」と明記されており、カードや銀行口座への返金にはなりません。

踏みやすいのは、Proや上位プランを契約したあとでコストを見直し、Basicなど下位へ下げる企業です。経理が「差額は振り込まれる」と期待していると、実際の処理と食い違います。プランを下げる前に、戻ってくるのは現金ではなく将来の請求への充当だと伝えておくと混乱がありません。

根拠と時点

Framer公式ヘルプ「Downgrade your Site plan」(2026年9月18日確認)。「未使用分はaccount creditに変換され、返金不可・今後の請求に自動適用される」と明記。

増員

4. エディターは招待した瞬間から課金が動き出します

有料プランでメンバーをエディターとして追加すると、24時間以内に課金されると公式料金ページのFAQに明記されています。承認フローを挟んで検討する猶予はありません。

踏みやすいのは、複数人で更新するPro以上の企業サイトです。制作会社が納品前の確認用に何人も招待したり、社内で「とりあえず見せるだけ」のつもりで追加したりすると、そのまま費用が発生します。閲覧とコメントだけなら無料なので、編集権限が実際に要る人だけを招待してください。課金はワークスペース単位で管理されるため、同じ人が複数のサイトを担当しても人数分以上には増えません。

根拠と時点

Framer公式料金ページFAQ「How are extra editors billed?」「Each workspace on Framer is billed based on its editors」(2026年9月18日確認)。

増員

5. 帯域幅などの上限超過は1ヶ月だけ見逃されます

帯域幅のような一部の上限は、超えてもその場でサイトが止まりません。公式FAQによると1ヶ月だけ超過が許容され、その間にメールで通知が届きます。

踏みやすいのは、広告や話題化でアクセスが急に増えるキャンペーンサイトの担当者、特に帯域幅の上限が低いBasicで公開している場合です。問題は、その通知が個人アドレス宛に届くことです。担当者が退職・異動していたり、通知メールが埋もれていたりすると、気づかないまま翌月に上位プランへの変更や追加費用の対応を迫られます。通知の宛先は、複数人が見るアドレスにしておくと安全です。

根拠と時点

Framer公式料金ページFAQ「What happens if I go over a limit?」「we allow you to exceed your limit for one month. You'll receive a notification via email」(2026年9月18日確認)。

Framerの料金で損をしないために、契約前に確かめる5項目

5つの罠を、契約前の質問に直すと次の表になります。当てはまった行だけ、番号の解説を読み返せば足ります。

確かめること

当てはまったら

まず試してから決めたい

年払いでなく月払いで契約し、7日以内に判断する(1)

資金繰りの都合で年払いを月払いに戻す可能性がある

年払いは片道に近いと考え、最初から月払いも検討する(2)

プランを下げる予定がある

差額は現金でなく次回請求への充当と経理に伝えておく(3)

制作会社や社内で複数人を招待する

編集権限が要る人だけをエディターにする(4)

アクセスや転送量の波が読みにくい

通知メールの宛先を複数人が見るアドレスにする(5)

表のどの行にも当てはまらなければ、Framerの料金はプラン表どおりの金額で収まります

プラン一覧と、BasicとProの本当の差

  • Basicの上限は固定、Proは従量で拡張可
  • Proへ上げる理由は容量でなく運用機能
  • 差はリダイレクト・ステージング・ブランチ

料金はサイト(プロジェクト)単位で、公式のFramer料金ページでは4プランが提示されています。

プラン

月額(年払い時)

想定用途

Free

0円

試用・デザイン学習・非商用

Basic

1,027円

個人・フリーランス・小規模サイト

Pro

3,081円

企業サイト・マーケティング運用

Enterprise

要問い合わせ

大規模・高セキュリティ要件

各プランの主な内容を、公式ページの数値で整理します。

項目

Basic

Pro

独自ドメイン接続

(年払いなら.comドメイン無料付帯)

(同左)

ページ数

30

150

CMSコレクション

2

10

CMSアイテム

1,000

2,500

帯域幅(月間)

50GB

100GB

SEO基本機能

AIクレジット

月1,000

月3,000

リダイレクト設定

非対応

ステージング環境

非対応

ブランチ機能

非対応

アナリティクス履歴

30日

90日

同じ表でも、上限の性質はまるで違う

見るべきは個々の数字ではなく、上限の性質がプランで違うことです。Basicの30ページ・2コレクションは買い足せない固定の上限。Proの150ページ・10コレクションは従量課金で引き上げられます。

つまりBasicからProへの乗り換えで買っているのは容量ではなく、「あとから買い足せる状態」と、リダイレクト・ステージング・ブランチなどBasicには無い運用機能です。月2,054円の差を「ページ数が5倍」と読むと判断を誤ります。

月額の外側。見落としやすい追加費用は3つです

  • 追加エディターは1人月2,054円
  • ConvertはProからしか契約できない
  • AIクレジット1万に上げると月14,319円

月額1,027円や3,081円だけで予算を組むと、次の3つでずれます。いちばん跳ねるのはAIクレジット、いちばん見落とされるのがエディター課金です。金額の見込み方は前章の罠4を先に読んでおいてください。

人数

1. エディター課金。編集する人数だけ増えます

有料プランのサイトを編集できるメンバーを追加するごとに費用がかかります。デザインまで触れる追加エディターが1人あたり月2,054円、CMS更新やオンページ編集に限ったコンテンツエディターが月1,027円。閲覧・コメントだけなら無料です。

プラン料金に含まれる編集権限は、ワークスペースのオーナー1名分だけです。無料ワークスペースでは3名まで無料で共同編集できるので、有料化後も同じ感覚で人を招くと、席の数だけ月額が積み上がります

運用体制

内訳

月額合計

1人で運用(小規模サイト)

Basic 1,027円

1,027円

1人で運用(企業サイト)

Pro 3,081円

3,081円

デザイナー1名+更新担当1名

Pro 3,081円+コンテンツエディター1,027円

4,108円

デザイナー2名+更新担当2名

Pro+エディター1名+コンテンツエディター2名

7,189円

根拠と時点

公式料金ページの比較表(2026年9月18日確認)と公式FAQ。編集権限を持てる人数はBasic・Proとも最大10名で、それを超える体制はEnterpriseの領域です。

機能

2. アドオン。多言語化・A/Bテスト・高度なホスティング

標準機能の外側はアドオンで追加課金します。多言語化(Translation locales)はBasicでも契約できますが、ConvertとAdvanced HostingはProからしか契約できません

アドオン

内容

価格

Translation locales

AI翻訳による多言語化

月2,054円/言語(上限20言語)

Convert

A/Bテスト・ファネル分析等

月5,135円(50万イベント毎)

Advanced Hosting

複数サイトの同一ドメイン運用・カスタムヘッダー

月20,540円(リライト上限6件)

  • Advanced Hostingは、Enterpriseプランには標準で含まれます

Proは各上限を従量課金で拡張できます。拡張の余地が大きいので、サイトの成長でツールごと乗り換える事態にはなりにくい設計です。

項目

拡張単価

拡張後の上限

ページ数

100ページごとに2,054円

700ページ

CMSコレクション

10個ごとに4,108円

40個

CMSアイテム

10,000件ごとに2,054円

40,000件

帯域幅

100GBごとに4,108円

2TB

根拠と時点

公式料金ページのアドオン価格と、公式FAQの拡張単価・上限(2026年9月18日確認)。拡張後の上限を超える規模はEnterpriseの個別見積もりです。

従量

3. AIクレジット。使った分だけ跳ねます

2026年5月27日に刷新された課金体系で、全プランに月次のAIクレジットが付きました(Free 500/Basic 月1,000/Pro 月3,000)。足りない場合は上位の枠を選び、1,000クレジットあたり月1,605円で直線的に上がります。

月間クレジット

Proの月額(年払い時)

3,000(標準)

3,081円

5,000

6,292円

10,000

14,319円

20,000

30,372円

30,000

46,426円

50,000

78,533円

100,000

158,801円

Pro本体は月3,081円なのに、枠を10,000に上げるだけで月14,319円(4.6倍)。ただし従量なので使わなければ発生しません。AIを日常的に回す前提がないかぎり、標準枠のまま始めて構いません。

根拠と時点

公式料金ページのクレジット枠のプルダウン表示(2026年9月18日確認)。課金体系の刷新は2026年5月27日の公式発表。

よくある誤解。「有料プランにすれば、チーム全員で編集できる」

これは誤解です。プラン料金に含まれる編集権限はワークスペースのオーナー1名分で、編集メンバーを増やすには1人ごとにエディター課金が発生します。知らずに「全社で更新できる体制にしよう」と人数分を招待すると、月額がプラン料金の数倍になることがあります。

逆に言えば、閲覧やコメントは無料です。編集は1〜2名に集約し、確認は閲覧権限で行う運用にすれば、費用は最小限で済みます。誰がどの頻度で何を更新するのかを先に決めることが、そのままコスト設計です。

請求は円建てです。ドル価格の単純換算より3割以上安い

  • Pro年払いの実請求額は36,972円
  • 円表示は1ドル102.7円換算で固定
  • 月払いにすると年払いの約1.5倍

日本から契約すると請求は円で立ち、為替で金額が動くことはありません。決済画面で確認した実際の請求額と、ドル価格との差を畳んでおきます。

決済画面に出る実際の請求額

管理画面のプラン設定からPro(年払い)の購入手続きに進むと、決済画面に次の金額が表示されます。カード情報を入力する前の段階で確認できる数字です。

項目

金額

Pro Site Yearly

36,972円/年(3,081円/月を年ごとに請求)

Editors

0円(ワークスペースのオーナー1名は無料)

税金

0円

今日期日の合計額

36,972円

36,972円は3,081円の12か月分です。請求通貨は円で、ドル建てではありません。カードブランドもJCBを含む国内発行のカードが並び、国は日本が選ばれた状態になります(2026年9月18日確認)。決済方法はクレジットカードのほか、地域によってはPayPalにも対応しています。

ドル価格との差

同じ料金ページを米国から開くと、Basicは$10、Proは$30と米ドルで表示されます。円の表示額はプラン本体からアドオンまで例外なくドル価格の102.7倍で、実勢レート(2026年8月時点で約155円)の3分の2ほどの水準です。プラン本体は年払い時の月額換算で並べています。

項目

公式のドル価格

日本での請求額(月額)

Basic

$10

1,027円

Pro

$30

3,081円

追加エディター

$20

2,054円

コンテンツエディター

$10

1,027円

多言語(1言語)

$20

2,054円

Convert(50万イベント)

$50

5,135円

Advanced Hosting

$200

20,540円

注意したいのは、これが「日本向けに調整された価格」ではないことです。プラン本体からアドオンまで一律で同じ係数がかかっているだけで、市場ごとに価格を設計した形跡はありません。安いのは日本向けの優遇ではなく、円の価格表が固定レートのまま据え置かれている結果です。改定されれば上がる余地はあります。

月払いにすると約1.5倍

公式ページの表示は年払い・月払いで切り替えられ、月払いはBasicが月1,540円、Proが月4,620円です。円で固定されているぶん年間予算は読みやすく、為替のための上乗せは要りません。

FramerはStudioと比べて高いのか

  • 1人運用ならFramerが月約900円安い
  • Studioの複数編集は1名月1,450円
  • Studioは月間アクセス上限を廃止済み

1人で運用する企業サイトなら、Framer Proのほうが月約900円安い(Studio Businessは月3,980円)。どちらも円建ての請求なので、為替を織り込む必要はありません。差が逆転するのは編集人数が増えたときで、コスト差は機能ではなく体制から生まれます。

差が逆転する条件と、Studio側の料金構造

日本でFramerとよく比較されるノーコードツールのStudioは、法人向けプランが月額3,980円から(Businessプラン・年払い時。出典: Studio公式料金プラン・2026年9月18日確認)で、サイトプラン側に編集人数の課金はありません。

ただし複数人で編集する場合はワークスペースプランが別にかかり、無料のFreeワークスペースはプロジェクト最大3件まで、Teamプランは1名あたり月1,450円(年払い時)で最低3名からです。

アクセス上限と返金も、扱いが逆

さらに2026年7月2日には全プランで月間アクセス数の上限が廃止されており(出典: Studio公式 What's New・2026年7月)、Framerの帯域幅上限とは対照的な費用構造です。返金の扱いも対照的で、Studioは誤ってアップグレードした場合も返金に対応していません。Framerは購入から7日以内(EU・トルコは14日)に限り返金対象になります。

編集人数が多い組織ではStudioのほうが安くなりやすく、少人数で運用しつつ高度な表現を使いたい場合はFramerの費用対効果が高い、というのが両方を実案件で使っている立場からの整理です。ただしFramerのAI機能はクレジットを消費するため、AIを本格的に使い込む前提だとこの比較は変わります。Studio側の料金プランの落とし穴は、後述の記事で8つに分けています。

運用体制で選ぶ比較は、別記事で

料金だけでなく更新体制やデザイン表現力まで含めて選ぶなら、後述の記事で「誰が更新するか」から選ぶ手順に整理しています。要件が固まっていない段階であれば、Framer/Studioでのサイト公開に関するアームの支援内容もご覧いただけます。

アームが、Framerのプラン選びで最初に聞くこと

  • 更新体制を先に決めるのが最短ルート
  • 制作費とツール利用料は分けて比較
  • 課金体系は2026年5月27日に刷新済み

プランは「誰が更新するか」から逆算する

料金表とにらめっこするより、公開後の更新体制を先に決めるほうが早く正確です。更新が月数回のお知らせ程度なら、コンテンツエディター1名分で足ります。エディター課金の仕組み上、Framerのコストは機能ではなく運用人数で決まるためです。

ランニングコストは制作費とセットで見る

制作会社への依頼を検討している場合、制作費(イニシャル)とツール利用料(ランニング)を分けて比較してください。Framerはサーバー保守費が不要な分、従来型の制作より運用コストの見通しは立てやすい部類です。

アームでも、見積もりの段階で公開後の月額費用まで含めてご提示しています。制作費の内訳や考え方は費用と相場の考え方で公開しているので、外注を検討中の方は参考にしてください。

自分でコードを書いて運用する、という選択肢も出てきています

公開されている声の中には、AIコーディングツールと自分のインフラを組み合わせて、Framerのような月額のツールを解約したという報告もあります。月額を払い続けること自体への抵抗感、つまり継続的な支出をなくして自分でコントロールしたいという動機です。

ただし自前運用に切り替えると、更新・保守・セキュリティ対応まで自分たちで引き受けることになります。Framerの月額に含まれているのは、この保守をFramer社が肩代わりする分の費用でもあります。更新の手間を消したいのか、月額そのものを消したいのかで、選ぶべき答えは変わります。

料金改定を前提に、公式ページを確認してから決める

Framerは機能追加と料金改定のサイクルが速いツールです。実際、2026年5月27日には課金体系そのものが刷新され、コンテンツエディターという安価な席とAIクレジットが加わりました。

本記事に記載した価格は2026年9月18日に確認した公式ページと決済画面に基づいていますが、契約前には必ず公式の料金ページと各ヘルプ記事で最新の情報を確認することをおすすめします。円の価格表が固定レートのままである以上、改定で上がる可能性はあります。返金・ダウングレード・請求サイクルの手順も、規約改定でルールが変わることがあります。

Framerでのサイト制作・費用について相談する

よくある質問

Framerの料金は日本円で月いくらですか?

日本から公式料金ページを開くと円建てで表示され、Basicが月1,027円、Proが月3,081円です(2026年9月18日確認・年払い時の月額換算)。月払いならBasicが月1,540円、Proが月4,620円です。請求も円建てで、決済画面ではProの年払いが36,972円と円で表示されます。

これに加えて、編集メンバーを追加する場合は1人あたり月1,027〜2,054円のエディター課金が発生します。

Framerを解約したら、料金は返金されますか?

原則されません。Framerの返金は購入から7日以内(EU・トルコの居住者は14日)に限られ、それを過ぎた解約は返金の対象になりません。解約そのものも自動で返金の理由にはならないと公式ヘルプに明記されています。ダウングレードした場合の未消化分も、現金ではなく次回請求へのアカウントクレジットとして戻ります。

Framerの支払いはドル建てですか?

いいえ。日本から契約した場合、請求は円建てです。管理画面から購入手続きに進むと決済画面に「今日期日の合計額 36,972円」と円で表示され、そのまま円で課金されます(Pro・年払い/2026年9月18日確認)。

そのため為替が動いても請求額は変わりません。ただし日本向けに設計された割安プランというわけではなく、ドル価格を固定レートで換算した価格表が据え置かれているだけなので、改定で上がる可能性はあります。

Framerは無料で使えますか?

使えます。ユーザー登録は無料で、Freeプランでもエディタ機能はひと通り試せ、Framerのサブドメインでの公開も可能です。ただし独自ドメインの接続には有料プラン(Basic以上)が必要なので、ビジネス利用では実質有料プランが前提になります。

契約の決め手にした機能が見当たらないときは、どうすればいいですか?

まず契約直後に、目当ての機能を実際に操作して動作を確かめてください。動作の可否はブラウザやOSなどの環境で変わりうるため、公開されている相談にも、Pro相当の機能が画面に見当たらず困っているという声があります。7日の返金期間内であれば、動かないまま判断を迷い続けるよりも、その場で確認して答えを出すほうが安全です。

年払いから月払いに変更できますか?

管理画面からは変更できません。月払いから年払いへはセルフサービスで即時に切り替えられますが、逆方向はプロジェクトのリンクを添えてFramerのサポートへ連絡する手順になります(2026年9月18日確認)。

FramerにScaleプランはまだありますか?

ありません。2026年9月18日に確認した公式料金ページでは、プランはFree・Basic・Pro・Enterpriseの4種類で、Scaleは掲載されていません。

解説記事の中にはScaleを前提に書かれたものが残っているため、金額を比較する際は公式ページで現行プランを確認してください。

Framerは日本語に対応していますか?

操作画面は標準では英語ですが、日本語のホームページを制作・公開することは問題なくできます。エディタの表示は、非公式のChrome拡張「Framer Japanese Localization」を入れると日本語で使えます。

ヘルプやサポートまで公式に日本語が必要な場合は、国産のStudioが比較対象になります。

エディター課金とは何ですか?

有料プランのサイトを編集できるメンバーを追加する際の課金です。デザインまで編集できるエディターが月2,054円、CMSやテキスト更新に限定したコンテンツエディターが月1,027円で、閲覧・コメントのみは無料です。招待すると24時間以内に課金されるため、編集権限が必要な人だけを招待してください。

なお、有料契約のない無料ワークスペースでは最大3名まで無料で共同編集できます。編集人数が多いほど月額が増えるため、更新体制の設計が費用に直結します。

プランは途中で変更できますか?

できます。管理画面からいつでもアップグレードでき、上限(ページ数や帯域幅など)に達した場合は通知が届きます。まずBasicで始めて、必要になった時点でProに上げる進め方で問題ありません。ダウングレードは残り期間の未消化分がアカウントクレジットに変換され、次回以降の請求に自動で充当されます。

支払い方法には何がありますか?

クレジットカードでの支払いが基本で、一部地域ではPayPalにも対応しています。Enterpriseプランではカスタマイズされた請求で個別対応します。日本からの決済は円建てで、JCBを含む国内発行のカードが使えます。

Framerの料金は、プラン表より「やめるとき」の手順で差がつく

Framerの料金はFree・Basic(月1,027円)・Pro(月3,081円)・Enterpriseの4段構成で、企業サイトの実運用ではProが基準線です。ただし総コストを決めるのは、プラン選びよりも解約・ダウングレード・増員のときに何が起きるかです。

返金は購入から7日を過ぎると原則なく、年払いから月払いへはサポートへの連絡が要ります。エディターは招待した瞬間から課金が動き、帯域幅の超過も1ヶ月の猶予とメール通知だけが頼りです。公開後に誰が何を更新するのかを決め、この5つの手順を契約前に確認しておけば、想定外の請求には出会いません。

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