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Studio制作会社の選び方|費用相場・代行の範囲・プラン別の機能差

Studio制作会社の選び方|費用相場・代行の範囲・プラン別の機能差

アーム代表の伊藤です。Studio制作会社選びで最初に決めるべきは金額の比較ではなく、設計から任せるか、構築だけを頼むかです。相場は依頼範囲で変わり、デザイン支給の構築代行なら20〜50万円、戦略・情報設計から任せるなら50〜150万円が目安です。

この記事は、費用相場の表と選び方の4基準を先に見せ、打ち合わせで聞く7つの質問まで持ち帰れる構成にしています。制作会社の探し方やプランの細部は、必要な方だけ開いてください。

こんな方におすすめのコラムです

  • 見積もりが3社で3倍違い、どれが妥当か分からない
  • 安く頼んだのに何ヶ月も進まない、を避けたい
  • 公開後に自分で更新できる作りになるのか、契約前に確かめたい
  • アカウントが制作会社名義で持ち出せなくなるのが怖い

先に結論。費用相場と、選び方の4基準

まず、依頼範囲ごとの費用の目安を置きます。下の表は公的な統計ではなく、アームが相見積もりの場に同席したときや、お客様から他社の見積書を共有いただいたときに実際に見てきた金額の範囲です(2026年7月時点、税別)。会社によって幅があるので、レンジとして読んでください。

依頼範囲

費用の目安(税別)

含まれること

テンプレート適用のみ

10〜30万円

既存テンプレートへの原稿流し込み、色とロゴの差し替え

デザイン支給でのStudio構築代行

20〜50万円

支給デザインのStudio実装、レスポンシブ調整、CMS設定

デザインから依頼(構成は自社)

40〜80万円

ワイヤーフレーム、UIデザイン、Studio実装

戦略・情報設計から依頼

50〜150万円

課題の分解、情報設計、UIデザイン、実装、CMS構築

多言語・複数サイト・大規模

150万円〜

上記に加えて多言語対応、サイト間の設計統一

依頼範囲ごとの、向いているケース

  • テンプレート適用のみ:構成も原稿も自社で決まっている
  • デザイン支給でのStudio構築代行:デザインデータがすでに手元にある
  • デザインから依頼(構成は自社):載せる情報の骨子が自社で描けている
  • 戦略・情報設計から依頼:何を載せるべきかから決めたい
  • 多言語・複数サイト・大規模:事業規模が大きく、対象サイトが複数ある

この表で注目してほしいのは、金額の高さではなく、行が下に進むほど「発注側が自分で決めなければならないこと」が減っていく点です。上の2行は、載せる内容がすでに決まっている前提の金額です。

決まっていない状態で上の2行を選ぶと、安く発注できたのに何ヶ月も進まない、という止まり方をします。

なお、市場にはこれより安い見積もりも高い見積もりも存在します。その差は手抜きかどうかではなく、その見積もりが引き受けている課題の難しさの差です。決まった構成をStudioの画面に載せるのか、載せる情報から組み直すのかで、解いている問題の難易度が変わります。

選ぶときの基準は4つです。①実績を「何を解決したか」で見る ②情報設計から任せられるか ③公開後の運用を設計してくれるか ④誰が作るのか。時間が5分しかないなら、「公開後、誰がどこを更新する想定ですか」と「アカウントはどちらの名義ですか」の2つだけ聞いてください。

この記事の金額の出どころ

依頼範囲別・サイト種類別の金額は公的な統計ではなく、アームが相見積もりの場に同席したときや、お客様から他社の見積書を共有いただいたときに実際に見てきた範囲です(2026年7月時点・税別)。Studioのプラン料金は公式料金ページ(2026年7月時点)によります。

自社で作るか、代行に頼むか

Studio制作の代行に依頼するメリットとデメリットを、対で並べます。Studio制作の代行に頼む価値は「速さ」ではなく「何を載せるかを一緒に決めてもらえること」にあります。速さだけが目的なら、テンプレートを買って自社で組むほうが速い場面もあります。

メリット

対になるデメリット

情報設計から任せられ、何を載せるかで止まらない

設計工程がある分、初期費用は自社制作より高くなる

Studioの制約を前提に設計されるので、公開後の作り直しが起きにくい

制作会社の設計思想に乗ることになり、途中の方針転換はコストになる

公開後に自社で更新できる形で納品してもらえる

更新しやすい形かどうかは制作会社の設計力に依存し、発注前には見分けにくい

採用や受注に直結する場面で、品質の水準を担保できる

発注側にも、要件と現状を言語化する手間が発生する

公開までの期間を圧縮できる

原稿と写真の準備が遅れると、期間短縮の利点は消える

比較

自社制作とStudio制作の代行を比べる

Studioは自分でも触れるツールなので、自社制作という選択肢が常に横に並びます。両者を同じ観点で比べます。

観点

自社でStudioを触る

Studio制作の代行に頼む

初期費用

Studioのプラン利用料のみ

制作費に加えてプラン利用料

立ち上げまでの期間

担当者が学習と制作に割ける時間しだい

おおむね2週間〜3ヶ月

情報設計

自社で決める必要がある

課題の分解から任せられる

社内に残るもの

Studioの操作知識が確実に残る

更新レクチャーと納品物で補う

向いているサイト

名刺代わり、社内向け、実験的なページ

採用・問い合わせ・受注に直結するサイト

起きやすい失敗

何を載せるか決められず、公開まで進まない

依頼先を見誤り、設計の入っていないサイトになる

分かれ目

担当者の時間をタダと数えるかどうか

分かれ目は費用の総額ではなく、担当者の時間をタダと数えるかどうかです。Studioは自分で触れるので「社内でやれば無料」に見えますが、実際に発生しているのは担当者の人件費です。

月給40万円の社員が丸2週間かかりきりになれば、それだけで約20万円が乗ります(月給を1ヶ月分の稼働で割った単純計算で、間接費は含みません)。しかもその2週間、その人は本来の仕事をしていません。

それでも自社制作を選ぶ価値があるのは、社内にStudioを触れる人を育てたいときです。この場合、最初のサイトは学習投資として自社で作り、事業成果を求めるサイトだけ外注する、という分け方が現実的です。

公開後の更新をどこまで自社でやり、どこから任せるかの線引きは、Studioならホームページの更新は自分でできる|保守を内製化する現実的な線引きで詳しく整理しています。

発注の形

「最初だけ頼もう、更新は自分でやる」を、発注の形にする

自社制作か代行か、という二択で書いてきましたが、実際に発注を検討している方の声を見ていると、多くはその中間を希望しています。

完成後は自分で更新できる形が理想です。

今思う理想は、作成は業者さん。細かい修正やブログ記事は自分。

いずれも制作を仕事にしていない方の発言です。全部頼むか、全部自分でやるかではなく、最初の形だけプロに作ってもらって、その後は自分で回したい。これがStudioを選ぶ人の多数派の本音だと思います。

ところがこの形は、発注のしかたとしてはほとんど語られていません。制作会社の記事を読むと「納品後の運用サポートがある会社を選びましょう」とは書いてありますが、それは他社に支えてもらう前提の話です。自分で回す前提でどこまでを切り出して頼むか、は別の問いです。

線は「構造」と「中身」で引く

分け方はページ単位ではありません。ページで分けると、知恵袋で相談されていた方が心配していたとおり、継ぎ目でクオリティの差が見えてしまいます

頼む側(構造)

自分で回す側(中身)

情報設計とページ構成

本文の文言修正

デザインの規則(見出し・余白・色の使い分け)

写真の差し替え

CMSの構造設計

お知らせ・実績・ブログの追加

問い合わせまでの導線

キャンペーンの告知追加

スマホ表示の調整規則

既存ページの複製で作る下層ページ

構造は一度決めればしばらく持ちますが、中身は毎週変わります。だから頼むなら構造で、自分で回すなら中身です。この線で切ると、継ぎ目が見えません。

見積もりの時点で伝える一文

この形で頼むなら、問い合わせの段階で次の一文を伝えてください。

公開後の更新は社内でやります。その前提で、CMSとデザインの規則を設計してください。

この一文で、見積もりの中身が変わります。運用を追って売りたい会社なら、ここで渋い顔をされるか、保守契約を前提にした金額が戻ってきます。逆に、更新フローを聞き返してきた会社は、自分たちがいなくなった後のことを設計できる会社です。

この分け方を選ぶと、発注側にも宓題が残ります。公開後に触る人を決めて、レクチャーに同席させることです。ここを空のままにすると、自社で更新できるはずのサイトが、結局誰も触らないサイトになります。

どこまでを自社でやり、どこから任せるかの線引きは、Studioならホームページの更新は自分でできる|保守を内製化する現実的な線引きで詳しく整理しています。

比較するときに聞く7つの質問

先に結論で挙げた4つの判断基準を、実際の打ち合わせで使える形に落とします。Studio制作会社を比較するときに聞く質問を7つ挙げます。どれも、答えの内容そのものより、答え方に実力が出ます。

聞く質問

この質問で分かること

危ういサイン

公開後、誰がどこを更新する想定ですか

運用まで設計する意識があるか

「更新は簡単なので大丈夫です」で話が終わる

この構成を提案した根拠は何ですか

課題から逆算しているか

参考サイトに似ているから、という説明しか出ない

実際に手を動かすのは誰ですか

要件が伝言ゲームになる体制か

担当者が決まっておらず、名前が出てこない

テンプレートは使いますか。使うならどこまでですか

認識のずれが後から出ないか

質問をはぐらかし、明言を避ける

Studioのアカウントとプランはどちらの名義で契約しますか

契約終了後にサイトを持ち出せるか

制作会社の名義で固定される前提になっている

この見積もりに含まれない作業は何ですか

追加費用の発生源が事前に見えるか

「だいたい込みです」で具体が出てこない

公開後1ヶ月で何を見て、何を直しますか

公開をゴールにしていないか

公開後の話がそもそも出てこない

7つ全部を聞く必要はありません。時間が5分しかないなら、1つ目と5つ目だけで足ります。この2つは、運用まで考えているかと、サイトの持ち主が誰になるかという、後から取り返しのつかない部分に効きます。

7つの質問への答えを、こちらからもお出しします

比較検討中の1社として入れていただいて構いません。

名義・体制・公開後に何を見るか、同じ質問に文章でお返しします。要件が固まっていない段階でどうぞ。

アーム代表 伊藤 悠希
代表伊藤 悠希

愛媛出身、東京在住。制作会社3社で約7年、コーポレートサイトからEC・SaaS・管理画面・官公庁サイトまで担当し、デザイナー7名の品質管理も兼務。2024年6月に屋号「アーム(英名:aaam)」で独立。戦略設計からデザイン・実装、公開後のグロースまでをひとりで一気通貫に担う。

相見積もりの1社として、入ってもらえますか

入ります。選ばれなかったときは、他社の見積もりを読むための基準だけ置いていきます。それで貴社の判断が良くなるなら、こちらの目的は果たせています。

もう他社に決めかけています

決まっているなら、見るのは見積書の「含まれないもの」の欄だけです。そこが空欄なら、あとから差額が出ます。確認は数分で終わります。

原稿も写真も、まだ用意できていません

その状態からで構いません。揃っていないまま安い見積もりを選ぶと、着手前で数ヶ月止まります。どこまでこちらで巻き取るかを、先に決めます。

更新は自分たちでやりたいので、保守は契約したくありません

契約しなくて構いません。アームの保守は任意で、解約は1ヶ月前の通告のみ、違約金もいただきません。自社で更新できることがStudioを選ぶ理由なら、更新のたびに費用が出る契約は矛盾します。

ここからは、その4基準の中身です。

Studio制作会社の選び方。4つの判断基準

Studio制作会社選びはここが本題です。安さや実績数だけで選ぶと失敗しやすいので、次の4つの判断基準を順に確認することをおすすめします。

実績

実績を「見た目」ではなく「何を解決したのか」で見る

実績ページを見るとき、デザインの美しさだけで判断しないことをおすすめします。見た目のテイストは確認事項のひとつに過ぎません。注目すべきは、各実績に「どんな課題があり、なぜこの設計にしたのか」という意図の説明があるかどうかです。

戦略や成果への言及がある会社は、デザインを目的ではなく手段として扱える会社です。逆に、美しいWebサイトが並んでいるだけのポートフォリオからは、事業の成果につながる設計力までは読み取れません。業種の近い実績があれば、業界理解の面でもスムーズです。

設計

情報設計から任せられるか、構築だけの会社か

Studio制作会社には、大きく「戦略・情報設計から伴走するタイプ」と「支給されたデザインを構築するタイプ」があります。どちらが上という話ではなく、お客様の状況次第です。

サイトの目的や構成がすでに固まっているなら構築型で十分ですし、「問い合わせを増やしたいが何を載せるべきか分からない」段階なら、設計から考えてくれるStudio制作会社を選ばないと、きれいなだけで成果の出ないサイトになります。

運用

公開後の運用・更新を設計してくれるか

Studioの最大の利点は、公開後に自社で更新できることです。ところが、その利点を活かせる作りになっているかは制作会社の設計力に依存します。

CMS(※ブログやお知らせなどのコンテンツを管理・更新する仕組み)の構造が実際の更新フローに合っているか、更新マニュアルやレクチャーが提供されるか、公開して終わりではなく改善の相談ができるか。

見積もり段階で「公開後、誰がどこを更新する想定ですか」と聞いてみると、そのStudio制作会社の運用への意識がよく分かります。

体制

誰が作るのか、体制を確認する

見落とされがちですが、実際に手を動かす人が誰かは品質を左右します。営業とディレクターとデザイナーが分かれている体制では、要望が伝言ゲームのように伝わる過程で少しずつずれていきます。担当デザイナーと直接話せるか、打ち合わせに制作者本人が出てくるかは、確認しておいて損がありません。

続けて、見積もりの数字がどう積み上がっているかです。

費用相場の中身。見積もりが3倍ひらく理由

同じ「3〜5ページ」でも提示額は3倍ひらきます。その差が何から来るのかを、4つに分けて見ます。

同じ「3〜5ページ」で、相場が3倍ひらいている

Studio制作の費用を調べていて、書いてある金額がサイトごとに違いすぎる、と感じた方は多いはずです。気のせいではありません。実際にひらいています。

2026年8月15日に「studio 制作 代行」「studio 制作会社」で検索し、上位に出てくるStudio制作会社の記事から、公開されている相場表を並べてみました。

掲載元

1ページ(LP)

3〜5ページ

大規模

株式会社NOROSHI

20〜30万円

30〜50万円

50〜150万円

studio-goro.com

30〜80万円(1〜3ページ)

80〜150万円

150〜400万円(5〜20ページ)

アームの公式料金

40万円〜

50万円〜(5ページ前後)

70万円〜(10〜15ページ)

掲載時点は、NOROSHIが2025年10月6日更新、studio-goro.comが2026年最新版との表記です。

同じ「3〜5ページ」という条件で、下限が30万円と80万円。2.7倍です。上限で見ても50万円と150万円で3倍ひらきます。どちらかが不当に高いわけでも、手を抜いているわけでもありません。

ひらく理由は3つあります。

1つ目は、ページ数という単位が、仕事量をほとんど説明していないことです。同じ5ページでも、載せる内容が決まっている状態で組むのか、何を載せるかから決めるのかで、解いている問題が変わります。ページ数はサイトの大きさの目安であって、難しさの目安ではありません。

2つ目は、その金額に設計工程が入っているかどうかです。デザインカンプを支給してStudioでの実装だけを頼めば安く収まりますし、事業の課題を分解して情報設計から組むなら、その分が乗ります。相場表にはたいてい、どちらの前提かが書かれていません。

3つ目は、原稿と写真を誰が用意するかです。ここが発注側の持ち出しになっている見積もりと、制作側で巻き取る見積もりでは、同じページ数でも金額が変わります。そして公開が遅れる原因の大半も、実はここにあります。

だから、複数の相場表を見比べて平均を出しても意味がありません。見るべきは金額ではなく、その金額が引き受けている範囲です。次の節で、その範囲の差を見積書の側から分解します。

内訳

30万円の見積もりと80万円の見積もりは、何が違うのか

相見積もりの場に同席していると、金額の差の正体はだいたい同じところにあります。工程の数ではなく、不確実性を誰が引き受けるかです。

工程

安い見積もりでの扱い

高い見積もりでの扱い

構成・情報設計

発注側が決める前提。見積もりに項目がない

ヒアリングと設計として計上されている

原稿

支給前提

構成案とセットで方向づけまで担当

写真

支給前提(素材購入も発注側)

撮影ディレクションまたは素材選定を含む

修正回数

2回まで等の上限つき

工程ごとの合意を前提に上限を切らない

CMSの設計

お知らせ1つ分だけ設定

更新フローに合わせて構造から設計

公開後の対応

納品で完了

一定期間の軽微な修正を含む

工程が抜けていたときに起きること
  • 構成・情報設計:何を載せるか決まらず、着手前で数ヶ月止まる
  • 原稿:担当者が書けず、公開が延びる
  • 写真:既存写真の質でサイトの印象が決まる
  • 修正回数:3回目から追加費用が積み上がる
  • CMSの設計:公開後に自社で更新できず、結局依頼する
  • 公開後の対応:公開直後の細かい直しが都度見積もりになる

安い見積もりが悪いという話ではありません。構成も原稿も写真もすでに手元にあるなら、安い見積もりが正解です。危ないのは、それらが無い状態で安い見積もりを選ぶことです。抜けている工程は消えたのではなく、発注側の宿題として残っています。

見積書を比べるときは、金額の欄ではなく「含まれないもの」の欄から読んでください。そこが空欄だったり、口頭で「だいたい込みです」と言われたりする見積もりは、後から差額が出ます。この確認は5分で済みます。

種類

サイトの種類で変わる費用

次に、サイトの種類別に見たStudioホームページ制作の費用です。参考として、アームが公開しているWeb制作の料金ガイドから、戦略設計・情報設計込みで依頼した場合の公式料金を示します(2026年7月時点、税別)。

サイトの種類

ページ規模

料金(税別)

LP制作

1ページ

40万円〜

Studio/Framer制作(小規模)

約5ページ

50万円〜

Studio/Framer制作(中規模)

10〜15ページ

70万円〜

サービスサイト制作

5〜10ページ

80万円〜

採用サイト制作

5〜10ページ

80万円〜

コーポレートサイト制作

10〜15ページ

90万円〜

コーポレートサイト制作

20〜30ページ

160万円〜

この金額には、戦略設計・情報設計・ワイヤーフレーム作成、UIデザイン、実装・CMS構築、公開後1ヶ月の軽微な修正対応までが含まれます(原稿執筆・撮影・多言語対応・決済機能・継続運用サポートは別途)。

同じページ数でもコーポレートサイトのほうが高いのは、作る手間が多いからではありません。信用を担保するために必要な情報の種類と、その並べ方の難易度が違うからです。

運用費

制作費とは別にかかる、Studioのランニングコスト

Studio制作会社への制作費とは別に、Studioのプラン利用料がかかります。

法人サイトであれば月額3,980円(Businessプラン・年払い時)からが目安で、詳細はStudio公式の料金プラン(2026年7月時点)で確認できます。

従来型の制作で発生しがちなサーバー保守費と比べると、ランニングコストが見通しやすいのはStudioの利点です。

2026年7月2日には全プランで月間Visitor数の上限が廃止されました(出典: Studio公式 What's New・2026年7月2日)。通常の運用でアクセス増を理由に追加費用がかかることはありません。

ただし短期間に高い同時接続が見込まれる場合は、同時接続保証や負荷テスト支援が別途の相談事項になります。

費目

金額の目安

誰が契約するか

Studioのサイトプラン

月額0円〜9,980円(年払い時)

発注側が自社アカウントで契約するのが基本

Studioのワークスペースプラン

1名あたり月額1,450円(年払い時)から

複数人で編集する場合のみ

独自ドメイン

レジストラとドメインの種類による

発注側がレジストラと直接契約

公開後の保守・改善

会社により月額数万円。契約しない選択もある

任意

アームは保守契約でお客様をロックインしません。保守は任意、解約は1ヶ月前の通告のみで、違約金もいただかない方針です。Studioを選ぶ最大の理由が「自社で更新できること」である以上、更新のたびに費用が発生する契約はその理由と矛盾するからです。

依頼する前に押さえる、Studioのプラン別の機能差

ここからは、Studio制作会社に依頼する前に押さえておきたい、Studioそのものの料金プランの違いを見ていきます。制作費とは別に、公開後ずっとかかり続けるのがこのプラン利用料です。

サイトプランは6種類。独自ドメインを使うなら有料プランから

Studioのサイトプランは、Free / Mini / Personal / Business / Business Plus / Enterprise の6種類です。

無料のFreeプランでは独自ドメインを接続できず、Studioのバナーが表示されます。事業で使うサイトなら、有料プランが前提になります。

プラン

月額(年払い/月払い)

主な想定用途

Free

0円/0円

試作・学習

Mini

590円/1,290円

名刺代わりの小さなページ

Personal

1,190円/1,720円

個人・小規模サイト

Business

3,980円/5,460円

法人サイトの標準

Business Plus

9,980円/12,900円

情報量の多い法人サイト

Enterprise

要問い合わせ/要問い合わせ

大規模・個別要件

独自ドメインは有料プランから接続でき、Studioのバナーも有料プランでは非表示になります。Freeは独自ドメインを接続できず、バナーが表示されます。

公式の料金ページは年払いがデフォルト表示になっており、年払いのほうが割安です(2026年7月時点)。なお「主な想定用途」の列はアームの実務上の使い分けであって、公式の区分ではありません。

ページ数とCMSの上限が、公開後の運用のしやすさを決める

プラン選びで実際に効いてくるのは、月額の差よりもページ数とCMSの上限です。とくにCMSモデル(※お知らせ、実績、メンバーといったコンテンツの種類ごとの入れ物)の数は、公開後に増やしたくなる代表格です。

ページ数とCMSの上限

プラン

ページ数

CMSモデル

CMSアイテム

Free

50

3

100

Mini

2 + 404ページ

3

100

Personal

150

5

1,000

Business

300

10

5,000

Business Plus

300

30

15,000

Enterprise

カスタム

カスタム

カスタム

フォーム回答数とバージョン管理

プラン

フォーム回答数

バージョン管理

Free

100件

1日間

Mini

100件

5日間

Personal

1,000件

30日間

Business

10,000件

120日間

Business Plus

10,000件

360日間

Enterprise

カスタム

カスタム

Miniプランのページ数が公式に「2 + 404ページ」と表記されているとおり、Miniは1〜2ページの用途に絞られたプランです。コーポレートサイトには足りません。

見落とされやすいのはバージョン管理の保持期間で、Freeは1日間、Businessは120日間です。誤って消してしまった状態からどこまで戻せるかが変わるので、更新担当者が複数いる会社ほど効いてきます。

複数人で編集するならワークスペースプランも必要になる

Studioには、サイトごとのプランとは別に、編集メンバーを管理するワークスペースプランがあります。

無料のFreeワークスペースは最大3プロジェクトまで、Teamプランは1名あたり月額1,450円(年払い時。月払いは1,980円)で最低3名からの契約、それ以上の要件はEnterpriseで要問い合わせとなります(2026年7月時点)。

ここを見落とすと、社内3人で更新する体制を作った時点で、サイトプランとは別に月4,350円が乗ります。年間で約5万2千円です(1,450円×3名×12ヶ月の単純計算)。プランを選んでから運用体制を考えるのではなく、運用体制を決めてからプランを選ぶ順番にしてください。

アカウントとプランは、発注側と制作会社のどちらが契約するのか

ここに公式の決まりはなく、Studio制作会社ごとの運用です。だからこそ、契約前に確認する価値があります。

アームでは、Studioのアカウントとプランはお客様側で契約していただく形を基本にしています。制作中はお客様のワークスペースにアームを招待していただき、公開後はアームを外していただければ引き継ぎが完了します。

理由は単純で、制作会社のアカウント配下にサイトが置かれたままだと、契約が終わったときにサイトの管理権限が手元に残らないからです。

Studioを選ぶ動機が「自社で更新できること」なら、その前提として、まずサイトの持ち主が自社である必要があります。

StudioでのLP制作を依頼するときの費用相場と向き不向き

LPだけ頼みたい方向けです。

費用相場と向き不向き

StudioでのLP制作を依頼するときの費用相場と、向き不向きを整理します。StudioでのLP制作は「速く出して、数字を見て、すぐ直す」タイプの施策に向いています。

アームの公式料金では、LP制作は実装手段を問わず1ページ40万円〜(税別)です。1ページなのにコーポレートサイトの半額程度する理由は、1ページに載せる情報の順番を決める難易度が高いからです。LPはページ遷移で逃げられません。

誰に何をどの順で読ませ、どこで申し込ませるかを、1本の流れの中で決め切る必要があります。ページ数が少ないことと、解く課題がやさしいことは別です。

観点

StudioでのLP制作が向く

別の手段を検討したい

目的

単一オファーの獲得、広告の受け皿

決済や会員登録などのシステムが要る

更新頻度

訴求やファーストビューを月単位で差し替える

公開後ほとんど触らない

検証

出してから数字を見て直したい

初回で完成させて終えたい

入力フォーム

問い合わせ・応募・資料請求の基本的なフォーム

複雑な入力分岐や独自の検証処理が必要

立ち上げ

2週間〜1ヶ月で公開したい

期間に余裕があり、要件が多い

広告を大きく回すLPでは、Studioのフォーム回答数の上限も確認しておくと安全です。Businessプランは10,000件(2026年7月時点)なので通常の問い合わせでは十分ですが、短期で大量の応募を集めるキャンペーンでは事前に見ておいてください。

そもそもStudio制作会社とは

Studioというツールと、それを扱う制作会社の位置づけです。ご存じの方は飛ばしてください。

Studio制作会社の定義と探し方

Studio制作会社とは、ノーコードWeb制作ツール「Studio」を使ったWebサイト制作を代行する会社のことです。

Studio(※日本発のノーコードWeb制作プラットフォーム。コードを書かずにWebサイトのデザイン・公開・運用ができる)は、自分でも触れることが魅力のツールですが、実務レベルのサイトを作るには情報設計・デザイン・ライティングの知識が必要です。

そこで「ツールはStudioを使いつつ、設計と制作はプロに任せる」という依頼の形が広がっています。

Studioは、東京商工リサーチが2025年12月31日時点で国内の公開Webサイトを対象に主要なノーコードCMSを比較した調査で、「ノーコードCMS 国内利用数No.1」になったと公式発表されています(出典: Studio公式 What's New・2026年4月16日)。

同発表では、Studioで作られたWebサイトが22万以上に達したことも示されています。国内での採用実績という点では、ツールの選択肢として十分に検討できる段階です。

StudioのAI機能を実際の制作で検証した一次情報は、Studio.Assistantの実力と限界 デザイナー2人の本音レビューにまとめています。

またStudioの運営元は「Studio Experts」という公式のパートナー制度を用意しており、審査を通過したWeb制作代行会社・フリーランスをStudio Expertsの公式ページから探せます。

公式ページには、加盟事業者200社以上、Expertsによる制作実績3,000件、平均顧客満足度4.9/5.0という数値が掲載されています(2026年7月30日閲覧時点の表示。集計基準日と満足度の回答件数は公式ページに明記されていません)。

予算感・納期・得意業種で絞り込めるので、Studio制作会社の候補探しの起点として便利です。

通常のWeb制作会社と何が違うのか

大きな違いは、制作物が「コード」ではなく「Studio上のプロジェクト」として納品される点です。公開後の文言修正や画像差し替えを、発注側が管理画面から直接行えるのが特徴です。

観点

従来型のWeb制作会社

Studio制作会社

納品物

HTML/CSS等のコード一式

Studioプロジェクト

公開後の軽微な更新

制作会社に都度依頼が基本

自社で直接編集できる

サーバー・保守

別途契約・保守費が必要な場合が多い

Studioのプラン費用に含まれる

制作期間

比較的長め

比較的短め

向いているケース

大規模・特殊要件のサイト

コーポレート・採用・LP等の中小規模サイト

「コーディング費用がかからない分だけ安く・早く作れる代わりに、Studioの機能の範囲内で作る」というトレードオフを理解しておくと、後のStudio制作会社選びがぶれません。

おすすめのStudio制作会社を実名で並べない理由

実名のおすすめ一覧をこの記事に置いていないのには理由があります。

理由

この記事におすすめのStudio制作会社のリストを載せないのは、意地悪ではありません。ランキングを作る側が、自分も同じ市場のプレイヤーだからです。自社を上位に置くか、競合を意図的に外すか、掲載料を受け取るか。

読者の側からは、その内側が見えません。見えないものを判断材料にするのは危険です。

だからアームは、リストではなく判断基準を出します。判断基準は、アームに頼まないと決めた場合にもそのまま使えます。候補探しそのものは、先に触れたStudio Expertsのような公式の一覧から始めるのが安全です。

依頼から公開までの流れ

Studioでのホームページ制作を依頼した場合の、一般的な流れです。先に全体の期間感を置いておきます。

全体の流れ

工程

期間の目安

発注側にお願いすること

問い合わせ・ヒアリング

数日〜1週間

目的、想定ページ数、予算と時期の共有

見積もり・提案の比較

1〜2週間

社内の意思決定、質問のとりまとめ

設計(サイトマップ・ワイヤーフレーム)

1〜2週間

構成案の確認、原稿の方向づけ

デザイン

1〜2週間

各ページのデザイン確認、写真素材の支給

Studioでの構築・調整

1〜2週間

原稿の最終確定、表示の確認

公開・運用レクチャー

数日

ドメインの権限準備、更新担当者の同席

アームの料金ガイドではコーポレートサイトの納期を3〜6週間としていますが、これは制作に着手してから公開までの期間です。問い合わせから数えると、2ヶ月前後を見ておくと安全です。

差の大半は制作側ではなく、社内の意思決定と原稿・写真の準備で生まれます。ここを早く動かせる会社ほど、公開も早くなります。

ステップ1。問い合わせ・要件のヒアリング

Webサイトの目的、想定ページ数、参考サイト、予算感、希望時期を伝えます。この段階で目的(例: 採用応募を増やしたい、問い合わせを増やしたい)を共有できると、提案の精度が上がります。

問い合わせの時点で次の5つが整理されていると、見積もりが速く正確になります。すべて埋まっていなくても、「決まっていない」と伝えること自体に価値があります。

伝える項目

なぜ必要か

サイトの目的(何を増やしたいか)

構成・導線の提案の起点になる

想定ページ数・必要な機能

費用の大枠が決まる最大要因

テキスト・写真素材の有無

制作範囲と期間を左右する

予算の上限目安

提案の選択肢を現実的な範囲に絞れる

公開希望時期

逆算スケジュールの実現性を判断できる

ステップ2。見積もり・提案の比較

Studio制作会社2〜3社から提案と見積もりをもらい、金額だけでなく「何を根拠にこの構成を提案しているか」を比べます。ヒアリングが浅いまま出てきた見積もりは、後から追加費用が発生しがちです。

4社以上に声をかけると、比較の手間が増えるうえに各社への説明が雑になり、かえって提案の質が落ちます。

ステップ3。設計・デザイン・Studioでの構築

サイトマップとワイヤーフレーム(※ページの設計図。どこに何を配置するかの骨組み)で構成を固め、デザインを経てStudio上で構築します。中間段階でプレビューURLを共有してもらえるのがStudioの利点で、実際の動きを見ながら修正できます。

ステップ4。公開・運用レクチャー

独自ドメインを接続して公開し、更新方法のレクチャーを受けます。ここで更新手順を確認しておかないと、「自社で更新できるはずが、結局触れない」という本末転倒が起きます。

ステップ5。公開後の計測と改善

公開後1ヶ月の軽微な修正対応は、アームの場合は料金に含みます。それとは別に、公開から数週間経った時点で、発注側と制作会社が一緒に閲覧データを確認する回を1つ置きます。

見るのは、どのページで離脱しているか、問い合わせフォームまでたどり着いている人がどれくらいいるか。直す箇所を決めたら、Studio上で差し替えます。

Studio制作会社選びでよくある失敗

安さで選ぶ・テンプレートありきと知らずに契約する・公開がゴールになる。この3つが典型です。

金額の安さだけで選んでしまう

Studio案件は価格の幅が広いため、最安値の制作会社に流れがちです。ただ、安さで決めた発注は、契約後に追加費用が積み上がる形で戻ってきます。原稿も構成も自社で用意する前提だったと後から気づき、書けないまま数ヶ月止まります。

そこから設計や原稿を頼めば、その分は当初の見積もりの外側で発生します。最初の金額ではなく、公開までに払った総額で比べるのが安全です。

テンプレートありきの制作だと知らずに契約する

テンプレートをベースにした制作自体は、速度と費用の面で合理的な選択肢です。問題は、オリジナルデザインだと思っていたらテンプレート流用だった、という認識のずれです。契約前に制作方法を確認しましょう。

公開がゴールになってしまう

Webサイトは公開してからが本番です。公開後の更新体制を決めないまま納品されると、情報が古いまま残りやすくなります。

よくある誤解。「Studioなら誰に頼んでも安く同じものができる」

これは誤解です。実際には、同じStudioというツールを使っても、成果物の品質は設計者の力量で大きく変わります。

Studioはあくまで道具です。包丁が同じでも作る人で料理が変わるのと同じで、ツールが制作の質を保証してくれるわけではありません。

特に情報設計と導線設計、つまり「誰に、何を、どの順番で見せて、どこに誘導するか」は、ツールの機能とは無関係の専門領域です。

Studioをはじめとするノーコードの制作会社を比較するときは、ツールの習熟度よりも、この設計力を見ることをおすすめします。

ツール選定から相談したい場合

StudioとFramerの両方を実案件で扱っている立場から、選定の前提だけ書いておきます。

ツールの選定から中立に考える

アームはStudioとFramerの両方を実案件で扱っており、案件の要件によってはStudio以外を提案することもあります。

更新頻度・多言語対応・アニメーション要件などを聞いたうえで、Studioが最適ならStudioを使う、という順番です。

2つのツールの選び分けは、FramerとStudioはどっちを選ぶ?料金・機能・更新体制で比べる判断基準で詳しく整理しています。ツールが先に決まっている場合も、その前提で最適な設計を組みます。

詳しくはアームのStudio/Framer制作サービスをご覧ください。

デザインと情報設計を一体で見る

見た目のデザインだけを差し替えても成果は変わりません。事業の強みを因数分解し、ページ構成と導線に翻訳したうえでデザインに落とします。アームはこの一連を1人のデザイナーが通しで担当します。ディレクター不在の一気通貫体制なので、要件が伝言ゲームでずれることがありません。

公開後に育てられる形で納品する

Studioの価値は公開後にこそ出ます。CMSの構造を実際の更新担当者のリテラシーに合わせて設計します。どこを触ればいいかが分かる状態で納品します。「渡して終わり」にしないことを大切にしています。

よくある質問

Studioでのホームページ制作にはどんなデメリットがありますか?

Studioの機能の範囲内でしか作れないため、大規模なシステム連携や特殊な機能実装には向きません。また、サイトのデータはStudio上にあるため、他の環境へそのまま移転することはできません。

コーポレートサイトや採用サイトなど、情報発信が主目的のサイトであれば、デメリットより制作スピードと運用のしやすさの利点が上回るケースが多いです。

Studio制作会社への依頼費用はいくらくらいですか?

設計から任せる場合、アームの公式料金ではLP制作が実装手段を問わず1ページ40万円〜、Studio/Framerでの制作は5ページ前後の小規模サイトで50万円〜、10〜15ページの中規模サイトで70万円〜です(税別)。

依頼範囲や会社によって変わるため、複数社での見積もり比較をおすすめします。別途、Studioのプラン利用料(法人サイトは月額3,980円・年払い時〜)がかかります。

Studio制作の代行では、どこまで任せられますか?

会社によりますが、大きく「デザインを支給してStudioでの構築だけを頼む」「デザインから頼む」「戦略と情報設計から頼む」の3段階に分かれます。アームは3つ目を基本にしています。

原稿執筆、写真撮影、多言語対応、決済機能は多くの会社で別途見積もりになるので、含まれるかどうかを最初に確認してください。

Studioホームページ制作の費用を抑えるには、どうすればいいですか?

一番効くのは、ページ数を減らすことではなく、載せる内容を先に決めておくことです。原稿と写真が揃っていれば、Studio制作会社が引き受ける不確実性が減り、その分が見積もりに反映されます。

逆に、ページ数だけ削って必要な情報が載らないサイトにすると、公開後に作り足すことになり、総額はかえって上がります。

制作期間はどのくらいかかりますか?

LPで2週間〜1ヶ月、コーポレートサイトで1〜3ヶ月程度が一般的です。コーディング工程がない分、従来型の制作より短く済む傾向があります。素材やテキストの準備がボトルネックになりやすいので、早めに着手するのがおすすめです。

公開後は自分たちで更新できますか?

できます。Studioは管理画面からテキストや画像を直接編集でき、お知らせやブログはCMSで追加できます。ただし更新しやすさは制作時の設計に依存するため、依頼時に「公開後に自社で更新したい」と伝えておくことが重要です。

Studio Expertsとは何ですか?

Studio公式の制作パートナー認定制度です。制作実績などの審査を通過した制作会社・フリーランスが加盟しており、公式サイトから予算感や得意領域で検索できます。候補探しの起点として有用ですが、最終的には実績の中身(課題解決の意図)や設計力を個別に確認して選ぶことをおすすめします。

自社で作るか外注するか迷っています。判断基準はありますか?

サイトに求める成果の大きさ」で判断するのがおすすめです。名刺代わりのシンプルなWebサイトで良ければ、ノーコードのテンプレートを使って自社で作るのも合理的です。

採用や問い合わせ獲得など事業成果を求めるなら、情報設計の専門性が効くためStudio制作会社に外注する価値があります。

まとめ

Studio制作会社選びの要点を整理します。費用相場は依頼範囲で大きく変わるため、金額の比較より先に「設計から任せるのか、構築だけを頼むのか」を自社の中で決めること。

そのうえで、実績から読み取れる課題解決の意図、情報設計力、公開後の運用設計、制作体制の4つの判断基準で候補のStudio制作会社を比べることです。Studio自体のプランは、法人サイトならBusinessが基準になります。

最後に、この金額を損益の言葉に置き換えておきます。

StudioでのWebサイト制作を50万円で依頼し、StudioのBusinessプランを年払いで使い続けた場合、3年間の総額はおよそ64万円です(制作費50万円(税別)+Studio Businessプラン月額3,980円×36ヶ月。2026年7月時点の公式料金からの単純計算)。

判断の単位は「64万円が高いか安いか」ではありません。この64万円を3年で回収できる設計になっているかです。受注1件の粗利が20万円の事業なら、3年で4件で足ります。判断の材料が揃った段階で決めるほうが、投資の回収も早く始まります。

アームはStudioとFramerの両方を実案件で扱っているデザインスタジオです。どちらのツールが向くか、そもそも作り直すべきかというところから相談に乗れます。

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比べている最中に、答え合わせの相手として使ってください

7つの質問への答えを、こちらからもお出しします

比較検討中の1社として入れていただいて構いません。

名義・体制・公開後に何を見るか、同じ質問に文章でお返しします。要件が固まっていない段階でどうぞ。

アーム代表 伊藤 悠希
代表伊藤 悠希

愛媛出身、東京在住。制作会社3社で約7年、コーポレートサイトからEC・SaaS・管理画面・官公庁サイトまで担当し、デザイナー7名の品質管理も兼務。2024年6月に屋号「アーム(英名:aaam)」で独立。戦略設計からデザイン・実装、公開後のグロースまでをひとりで一気通貫に担う。

相見積もりの1社として、入ってもらえますか

入ります。選ばれなかったときは、他社の見積もりを読むための基準だけ置いていきます。それで貴社の判断が良くなるなら、こちらの目的は果たせています。

もう他社に決めかけています

決まっているなら、見るのは見積書の「含まれないもの」の欄だけです。そこが空欄なら、あとから差額が出ます。確認は数分で終わります。

原稿も写真も、まだ用意できていません

その状態からで構いません。揃っていないまま安い見積もりを選ぶと、着手前で数ヶ月止まります。どこまでこちらで巻き取るかを、先に決めます。

更新は自分たちでやりたいので、保守は契約したくありません

契約しなくて構いません。アームの保守は任意で、解約は1ヶ月前の通告のみ、違約金もいただきません。自社で更新できることがStudioを選ぶ理由なら、更新のたびに費用が出る契約は矛盾します。

アーム代表 伊藤 悠希

代表伊藤 悠希

アームは、東京・三軒茶屋を拠点に活動している個人のデザインスタジオです。