
AI検索対策(LLMO)
順位の無いページは、AIにも拾われません。
アーム代表の伊藤です。このページは、LLMOやAIOの提案を受けたが、その金額で何が変わるのか確かめられない方向けです。読み終えると、AI検索対策が効く場面と効かない場面、Googleが不要と明言した施策、どこから始めるべきかが分かります。
こんな方のためのページです
- LLMO対策の見積もりが届いたが、妥当か判断できない
- ChatGPTに社名を聞くと、説明がぼやける・間違っている
- 競合の名前はAIの回答に出るのに、自社は出ない
- llms.txtや構造化データを勧められたが、根拠が分からない
- SEOとLLMOを別々に契約していて、二重払いが怖い
先に結論
AI検索対策は誇張の多い領域なので、効かない場面から先に書きます。
このサービスで決まること
AI検索での現在地(どのクエリで、どれだけ表示されているか)と、効く施策・やらなくていい施策の仕分け。Googleが不要と明言した施策は、最初から工数に入れません。
効く場面・効かない場面
効くのは、すでに検索1ページ目にいるページに定義・言い切り・FAQを足す場面。効かないのは、20〜30位のページにAI向けの節だけ足す場面。AI検索での表示は、通常検索の順位に従属します。
金額と期間
単独の新メニューは作っていません。現在地の判定は初回相談(無料)、診断は15万円〜(最短3営業日)。施策の実行はグロース伴走(月12万円〜/月30万円〜)に含めます。
アームの特徴
1. AI検索の表示は、順位に従属する前提で設計します
「順位が無くてもAIが拾ってくれる」とは言いません。先に通常検索の順位を作り、その上にAI向けの言い切りを足します。
項目 | よくあるLLMO支援 | アームの対策 |
|---|---|---|
前提 | AI検索は別の入口 | AI表示は順位に従属する |
打ち手の順番 | AI向けの節を全ページに足す | 1ページ目にいるページから足す |
根拠
自社サイトの実測です。検索1.7位のページは28日間で生成AIの回答面に112回表示されました。AI向けの節を新設した平均28.1位の6ページは、合計2回です。順位の無いページへの施策は、先に順位の施策になります。
2. Googleが不要と明言した施策は、売りません
llms.txtの設置、AI向けの構造化データ、チャンク化、AI向けの書き分け。公式が「使わない」「必要ない」と明記した施策は、工数に計上しません。
根拠
Google検索セントラルの公式ドキュメントに、いずれも不要と明記されています(2026年7月更新分を確認)。llms.txtは、設置ドメインの97%が月間1リクエストも受けていないという13万ドメイン超の実測もあります。
3. 技術より先に「何屋か分からない」を疑います
構造化データを足しても、AIの説明が直らないケースがあります。引用されない原因の多くは、何屋かがサイトに書き切られていないことです。
根拠
生成AIが引用できるのは、サイトに書かれていることだけです。誰に・何を・いくらで提供しているかが書かれていなければ、直すのはマークアップではなく言葉です。その場合は「選ばれる理由の設計」に切り替えます。
4. 引用の数ではなく、指名検索と問い合わせで測ります
AIによる概要の引用元リンクがクリックされる割合は1%です。引用は成果に置かず、指名で選ばれる「推薦」を目標にします。
根拠
米国の900人・約6.9万検索の実測(2025年7月公表)で、AI要約内の引用リンクのクリックは訪問の1%でした。引用回数を正確に数える標準的な手段も存在しません。測れない数字を目標にすると、露出のグラフだけが育ちます。
対応できる範囲
診断で現在地を確かめ、効く場面に絞って施策を実行します。
- AI検索での表示状況の実測(Search Consoleの生成AIレポート・GA4)
- 生成AIに自社を聞いた回答の記録と、説明のずれの洗い出し
- 定義・言い切り・FAQの追記(検索1ページ目にいるページから)
- 順位が足りないページの、通常検索側のテコ入れ
- AIクローラーの制御方針(robots.txt・スニペット制御)の整理
- 届いているLLMO提案書・見積もりのセカンドオピニオン
含まれないもの
llms.txtの設置やAI向け構造化データなど、Googleが不要と明言した施策の代行。AI検索での表示の保証(第三者に成果は保証できないと、Google自身が注意喚起しています)。
よくあるLLMO支援との違い
項目 | よくあるLLMO支援 | アームのAI検索対策 |
|---|---|---|
施策の中身 | llms.txt・構造化データ・AI向けリライト | 公式が不要と明言した施策を外し、順位とセットで対策 |
成果の置き場所 | 引用数・AI可視性スコア | 指名検索と問い合わせの実数 |
順位との関係 | AI検索を別の入口として売る | AI表示は順位に従属する前提で設計 |
直らないとき | 施策を足し続ける | 原因が「何屋か分からない」なら、言葉の設計に切り替える |
契約 | 月額の年間契約が多い | 診断は単発。伴走は1ヶ月前通告・違約金なし |
よその支援を否定するための表ではありません。見積もりの各行がGoogleの公式ドキュメントとどう突き合うかは、初回相談で提案書を見ながらその場でお答えできます。
得られる成果
買わなくていい施策が分かる
Googleが不要と明言した施策の一覧と、手元の見積もりのどの行がそれに当たるかが分かります。効かない固定費を、先に止められます。
AIの説明が実態に近づく
誰に・何を・いくらで提供しているかを書き切ることで、生成AIが貴社を説明する材料が揃います。説明のずれは、記録した回答と突き合わせて確かめます。
検索とAIの両方に効く資産が残る
施策の土台は通常検索と共通です。AI専用ではなく、順位と引用の両方に効く形で積むので、AI側の仕様が変わっても資産が残ります。
失敗しないために
1. 順位の無いページに、AI向けの節だけ足さない
自社実測で、平均28.1位の6ページはAI向けの節を新設しても28日で合計2表示でした。先に順位です。
2. 引用の数を成果に置かない
AI要約内の引用リンクのクリックは1%という実測があります。引用は正確に数える手段が無いうえ、クリックもされません。成果は指名検索と問い合わせで数えます。
3. 「必ずAIに載る」提案を信じない
AIの回答に何を載せるかはAI側が決めます。Googleも、第三者は成果を保証できないと注意喚起しています。
4. SEOとLLMOを別々に契約しない
呼び名が違うだけで、中身はほぼ同じ施策です。別名で2契約すると、同じ作業への二重払いになります。見積もりの施策一覧を突き合わせてください。
関連するコラム
LLMO・AIO・GEOの用語整理、Googleが不要と明言した施策の一覧、llms.txtの実測データなど、発注判断に使える一次情報を継続して書いています。まだ相談する段階ではない方も、こちらからどうぞ。
支援の進め方
- STEP 01
初回面談
生成AIに社名を聞いた結果と検索の現在地を、その場で一緒に確認します。対策が要らない状態なら、そう申し上げます。
30〜60分・無料
- STEP 02
流入診断
検索とAIの両面で現在地を実測し、効く施策・やらなくていい施策を仕分けます。ここで止めて構いません。
最短3営業日・15万円〜
- STEP 03
施策の実行
検索1ページ目にいるページへの追記から順に実行します。実行はグロース伴走に含めます。
月12万円〜(伴走)
- STEP 04
原因が言葉の場合
「何屋か分からない」が原因なら、選ばれる理由の設計に切り替えます。
3〜4週間・30〜50万円
- STEP 05
月次の定点観測
同じ質問を毎月投げ直し、指名検索と問い合わせの実数で判定します。
継続(伴走内)
料金・期間の目安
進め方 | 含まれるもの | 金額 |
|---|---|---|
無料の判定 | 初回面談。AIの回答と検索の現在地の確認、対策の要否 | 無料(30〜60分) |
AI検索時代の流入診断 | 検索とAI両面の実測、施策の仕分け、直す順番 | 15万円〜(最短3営業日) |
グロース伴走 | 追記・リライト・導線改善の実行と、月次の定点観測 | ライト月12万円〜/スタンダード月30万円〜 |
選ばれる理由の設計 | 「何屋か分からない」が原因の場合の、言葉と構造の設計 | 30〜50万円(3〜4週間) |
料金の前提
AI検索対策の単独メニューは設けていません。中身が通常検索の施策と重なる以上、別料金で分けると、二重計上の構造をこちらが作ることになるからです。すべて既存サービスの価格で、AI検索対策のための追加費用はありません。
組み合わせで、成果を最大化
現在地がまだ無い場合は診断へ。実行まで任せたい場合は伴走へ。AIの説明がぼやける原因が言葉にある場合は設計へ。
よくあるご質問
相談だけで費用はかかりますか
かかりません。初回は30〜60分・無料です。届いているLLMO提案書や見積もりの持ち込みだけでも構いません。
LLMO対策とAIO対策・GEO対策は、別々に頼む必要がありますか
ありません。呼び名が違うだけで、指している施策はほぼ同じです。別々に契約すると、同じ作業への二重払いになります。
llms.txtは設置してもらえますか
ご希望があれば5分で終わる無害な作業として対応しますが、施策としての費用は頂きません。Googleが「使わない」と明言しており、売り買いする性質のものではないからです。
必ずAIの回答に載せてもらえますか
保証はできません。AIの回答に何を載せるかはAI側が決めることで、Googleも第三者は成果を保証できないと注意喚起しています。保証をうたう提案こそ、疑ってください。
効果はどのくらいで出ますか
数ヶ月単位で見てください。AI検索の表示は順位に従属するため、いまの順位によって先にやることが変わります。どこから効き始めるかは、診断でお出しします。
すでにSEO会社と契約しています。追加で頼む意味はありますか
まず今の契約の施策一覧をご確認ください。良質なSEOが回っているなら、追加契約なしでカバーできていることも多いです。重複の確認だけのご相談でも構いません。
ChatGPTに社名を聞くと、間違った説明が出ます。直せますか
直せる場合が多いです。原因の多くは、正しい説明がサイトに書き切られていないことにあります。書いても直らない場合は、選ばれる理由の設計から言葉を作り直します。
最後に
AI検索対策で最初に要るのは、施策の契約ではなく、効く場面かどうかの見極めです。効かない場面で買う施策は、効かないと成分表に書いてある薬と同じです。手元の提案書を確かめるところから、始めませんか。



