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Framer・Studio

FramerのLP制作で実際にやっていること│費用の7割を占める工程を公開

FramerのLP制作で実際にやっていること│費用の7割を占める工程を公開

アーム代表の伊藤です。
アームのFramerのLP制作では、費用の7割が画面に見えない「考える」工程に乗っています。

何にいくら使っているかを工程の順番ごと開きます。この配分を取り違えたとき、跳ね返る先は制作費ではなく広告費です。

LPの費用はどこに消えるのか│配分と4つの工程

  • 費用の7割は「考える」工程に乗る
  • 時間の配分は逆。考える3・手を動かす7
  • 安いのは手を動かす工程が小さいから

LP1枚の費用配分の目安です。時間の配分は逆。考える3・手を動かす7です。

工程

費用の配分

考える(ヒアリング・設計)

約70%

形にする(デザインと実装)

約25%

検証(公開準備・引き渡し)

約5%

時間は3割なのに費用は7割。価格の根拠が時間の量ではなく、解く課題の難しさにあるからです。FramerのLP制作がコーディングより安く収まるのは、手を動かす工程の工数がコーディングより大幅に小さいから。品質を落としたのではなく、浮いた工数のぶん価格が下がっている。これがノーコードLPの価格の正体です。浮いた工数の使いどころを間違えると、月30万円の広告費が単純計算で月60万円まで膨らみます。

制作費とは別に、Framer本体のプラン料金が毎月かかります。

費用の内訳ごとに各工程で実際にやっていること

  • 最初に開くのはFramerでなく事業の話
  • LPの成果は設計でほぼ決まる
  • 公開後の直しまで月額に込み

7割を占める「考える」工程から順に開きます。

工程1

ヒアリングと「売れる理由」の因数分解

最初にやるのはデザインではなく、事業の話を聞くことです。「いい感じにかっこよく」という要望はそのまま受け取りません。かっこよさは手段で、LPの仕事は読んだ人の行動が変わることだからです。

ヒアリング後に要件を文書にして認識を揃えます。この文書が以降のすべての判断基準になります。

聞くこと

決まること

誰に売りたいか

訴求の軸

今どの選択肢と比べているか

差の見せ方

選ばれるときの決め手

言い切る一文

工程2

集客チャネルとファネルの設計に時間をかける

意外かもしれませんが、ここではまだFramerもデザインも開きません。どの広告から、どんな温度感の人が来て、どの順番で不安が消えれば行動に至るか。「売れる流れ」を先に決めます。

ワイヤーフレーム自体は今やAIが数秒で出しますが、「この事業の、この流入元の、この読者に届く順番」は事業理解なしには決まりません。LPの成果はこの設計でほぼ決まります。

決めること

逆算のもと

ファーストビューで言い切る一文

決め手

お客様の声・実績の置き場所

不安の順番

CTAの位置と回数

流入元の温度感

この設計を飛ばしてデザインから入ると、後から「やっぱり順番を変えたい」が必ず起きて、手戻りで時間と費用が溶けます。地味ですが費用の中で価値が大きいのはここです。

工程3

Framerでデザインと実装を同時に進める

設計が固まってからはじめてFramerに入ります。デザインツールとほぼ同じ感覚で作ったものが、そのまま本番のLPになる。「デザインと実装のあいだの伝言」が消えます。

観点

従来の流れ

Framer

確認するもの

デザイン画像

動く本物のページ

スマホの見え方

実装後に判明

その場で確認

修正のサイクル

週単位

日単位

「ノーコードは簡易的では」という心配に答えるなら、表現の自由度でLPに必要な水準を下回る場面は、実務ではほとんどありません。会員機能や複雑なシステム連携が要る案件はFramerの守備範囲を超えるので、最初の段階で別の手段を提案します。ツール自体の特徴はFramerとは?できること・日本語対応・始め方にまとめています。

工程4

公開準備と引き渡しの設計

公開前に表示速度・スマホ表示・フォームの動作・計測設定を確認します。ここで大切にしているのが引き渡しの設計です。広告を回しながら「この見出しを変えたい」と思ったその日に、自分で直せる状態にして渡します。

引き渡し後

自分で

テキストの差し替え

その場で直せる

画像の変更

その場で直せる

公開後の直し

月額に込み

「直すたびに制作会社に依頼して数日待つ」構造にすると改善はそこで止まります。ノーコードLPの本当の価値は制作費の安さより、この改善サイクルの速さです。

その見積もりで何を聞けば損をしないか

  • 内訳は金額でなく工程で聞く
  • 「考える」工程が薄いと要注意
  • 安さの理由は削った工程で判断

LP制作の相談で多いのは、金額そのものより「何が入っていて何が入っていないのか分からない」という不安です。予算の上限だけを伝えて依頼すると、その上限まで積み増すような提案が返ってきて困った、という相談も見かけます。

消す方法は1つ。金額の内訳ではなく、工程の内訳を聞くことです。どの制作会社に頼む場合でも、次の3つで比較の軸ができます。

聞く質問

要注意の答え

「考える」工程は何時間?

説明がない

デザイン修正は何回まで?

「都度相談」で濁す

公開後1ヶ月の修正は込み?

別途見積もり

金額だけ安く「考える」工程の説明がない見積もりは、既製のテンプレートへ文字を当てはめるだけになっている可能性があります。安さの理由を、工程のどこを削っているかで確かめてください。

削る場所を間違えると、跳ね返る先は制作費ではなく広告費です。たとえば月30万円の広告費でLPの転換率が半分に落ちると、同じ申し込み数を集める広告費は単純計算で月60万円まで膨らみます。前提を単純化した試算で実測ではありませんが、LPの完成度が別の予算に跳ね返る構造は変わりません。

Framer LPに向かない場合

  • 会員・決済等の開発要件は不向き
  • 数十ページ規模はサイト設計の話
  • 実装のみならフリーランスが安い

Framer LPに費用をかけないほうがいい場合も書いておきます。

状況

向く依頼先

会員機能・決済・複雑な検索が要る

システム開発

数十ページのサイト全体を作りたい

サイト設計の依頼

原稿も構成も決まり、実装だけ安く

実装専門のフリーランス

ここまでの配分には設計が含まれています。設計が要らないなら、実装だけを請け負うフリーランスのほうが安く済みます。費用相場全体の考え方と依頼先の選び方は、こちらにまとめました。

よくある質問

Framerで作ったLPは、公開後も自分で直せますか?

直せます。テキストや画像の差し替えは、制作会社に頼まずその場で行えます。会員機能のような開発が要る変更は別です。

デザインも原稿もすでに決まっていれば、もっと安くなりますか?

実装だけなら、設計込みの見積もりより安く済む可能性があります。設計の工程が不要なら、実装だけを請け負うフリーランスへの依頼が向いています。

LPの費用の中身は7割が設計

  • LPの費用の約7割はヒアリングと設計の「考える」工程に乗る
  • 見積もりは金額でなく工程の内訳で聞いて比べる
  • 直したいと思ったその日に自分で直せる形で渡されるかを確かめる

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