
アーム代表の伊藤です。
今回は手前味噌の話です。ワンマンスタジオなので、結論はワンマンに頼むといい、になります。まあポジショントークです。ただその前に、孫請けで入ったときの話を書かせてください。
孫請けの自分には要望が伝言で届いた
お客様から数えて3番目の会社
前に、孫請けでWeb制作に入ったことがあります。お客様から数えて3番目の会社です。
お客様から数えて | 立場 |
|---|---|
1番目 | 元請け |
2番目 | 下請け |
3番目 | 孫請け(自分) |
お客様とは一度も話せませんでした。
要望は途中で変わって届く
要望は上の会社からの伝言で届く。途中で中身が変わって届いたこともあります。
作る側には、最後に届いた要望しか分からない。最初にお客様が何を言ったのかは、確かめようがないわけです。
誰かが手を抜いていたわけではない
上の会社の誰かが悪かった、という話ではないです。間に会社が2つ挟まると、そうなる。
作ったあとの問い合わせ数も届かなかった
公開したら仕事が終わる
公開したあとの問い合わせの数も、自分のところまで降りてきませんでした。増えたのか、変わらなかったのか。今も知らないまま。
作った本人が、作ったものが役に立ったか知らないまま終わる。
作る前も作った後も見えない
時点 | 作る側に届いたもの |
|---|---|
作る前 | 上の会社からの伝言 |
作った後 | 何も届かない |
仕事の前は要望を直接聞けない。仕事の後は結果を直接知れない。今の仕事の受け方は、ここから来ています。
大きな体制が要る仕事もある
官公庁のサイトは1人では回らない
ここまで書くと、間に人が入るのが悪いみたいですが、そうでもないです。会社員のころに官公庁のサイトを担当しました。関わる部署も確認の段階も多くて、あれは1人では回りません。
まとめる人がいるから進む仕事もある。大きな体制には、大きな体制が要る仕事があります。
記事の量と返事の速さでも選ぶ
記事を毎月何十本も出したい会社や、毎日すぐ返事が欲しい会社も、人の多いところが合うかなと。
見積もりの差を語るなら自分の値段も
同じ要件で80万円と240万円
相見積もりの場に同席すると、同じ要件で80万円と240万円に分かれることがあります。ディレクション費だけで3割を超える見積もりも、何度も見てきました。
ただ、要件が同じでも、進め方や含まれる仕事まで同じとは限らない。高いほうが悪い、という話ではないです。
自分も250万円〜と載せていた
で、他社の値段に口を出すなら、自分の話もしないといけない。自分も前は料金表に「UI 20画面以上で250万円〜」と載せていました。ロゴは30万円〜。
自分が頼む側なら、この払い方は選ばない。なので単発の値段は全部やめて、月額の代行だけにしました。
安くした話ではない
料金表 | 載せていた値段 |
|---|---|
前(単発) | UI 20画面以上で250万円〜 |
今(月額) | 代行 月20万円(税別) |
仕事の範囲が違うので、同じものを安くしたわけではないです。頼む側として払いたい形に変えた、という話。
Web制作を頼む前に確かめてほしい3つ
金額の前に誰がやるかを見る
見積もりの金額だけでなく、誰がやるのかまで確かめてほしいです。孫請けのときと、今のアームで並べるとこうなります。
誰が要望を聞くのか
打ち合わせに出る人と作る人が別なら、要望は伝言で届きます。
頼み先 | 要望を聞く人 |
|---|---|
孫請けのとき | 上の会社 |
アーム | 伊藤本人 |
誰が作るのか
話を聞いた人と作る人が同じかどうか。違うなら、作る人は伝言をもとに作ります。
頼み先 | 作る人 |
|---|---|
孫請けのとき | お客様と話していない自分 |
アーム | 話を聞いた伊藤本人 |
誰が問い合わせ数を見るのか
公開して終わりなら、作った人は結果を知らないままです。
頼み先 | 問い合わせ数を見る人 |
|---|---|
孫請けのとき | 作る側には届かない |
アーム | 伊藤本人が毎月 |
3ヶ月で動かなければ自分から言う
聞いた自分が設計して、実装して、問い合わせの数まで見ます。孫請けのときに見られなかった数字を、今は毎月見ている。3ヶ月たっても動かないなら、続けないほうがいいと自分から言う。
ポジショントークにもほどがある
ここまで書いて、ポジショントークにもほどがあるなと思いました。すみません。でも孫請けのときに見えなかったものを、今は自分で見ているのは本当なんですよ。



