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取引先の掲載許可より先に決める「外す日」│ホームページの社名・ロゴ・実績数を古くしない台帳

取引先の掲載許可より先に決める「外す日」│ホームページの社名・ロゴ・実績数を古くしない台帳

アーム代表の伊藤です。
ホームページの取引先掲載許可は、社名とロゴを分けて取れば足ります。

揉めるのは取引が終わった後です。10月に作ったあるサイトでは、支援した会社の数が20か所あまりに書かれていました。

ホームページの取引先掲載許可は、社名とロゴを分けて取る

  • 先に契約書の秘密保持の条項を見る
  • 社名とロゴは別々に了解を取る
  • 返事が来ないうちは載せない

取引先の社名を載せる前にまず契約書を開きます。秘密保持の条項で取引の事実を出さないと約束していれば、そこで止まります。

契約に何も書いていなくても、載せる前に取引先へ聞きます。特許事務所の解説も、取引先だから自由に使ってよいとは考えず、掲載前に確認を取るよう勧めています。法律の細かい線引きはこの解説に任せます。

掲載許可を聞くときは次の4つを1通にまとめます。

聞くこと

伝え方の例

載せるもの

社名だけか、ロゴもか

載せる場所

トップの導入企業の欄と会社概要

載せる期間

取引が続いている間

ロゴの扱い

いただいたデータを色も比率も変えずに使う

4つがそろっていれば、取引先は社内で確かめやすくなります。返事が来ないうちは了解ではありません。一度聞き直しても返事がなければ、その取引先は載せない側に入れます。

社名は可でロゴは不可と答える取引先がある

ロゴには、色や余白、縦横の比の決まりを持つ会社があります。社名はよくてもロゴは別の扱い、という返事が来るのはそのためです。

アームが作った台帳では、社名の掲載とロゴの掲載を別の列にして、それぞれ可・不可・未確認で書きます。未確認の取引先は載せません。ロゴの画像は取引先のホームページから拾わず、正式なデータを送ってもらいます。

主要取引先の行の書き方は会社概要の書き方と記入例にまとめています。

揉めるのは掲載許可より取引先の外し忘れと古い社数

  • 取引が終わった会社は自然には消えない
  • 年1回の見直しでは最大1年残る
  • 同じ社数がページごとにずれていく

5年前に辞めた人の写真が、取引先のスタッフ一覧にまだ載っている。そう面白がる投稿が、2026年9月に70の「いいね」を集めていました。取引先のホームページは思ったより見られていて、古いままの情報は話の種になります。

取引先の一覧も同じです。取引が終わった会社の社名は、誰かが消さないかぎり残り続けます。取引先から「今は取引がない」と言われれば、一覧のほかの会社まで疑われます。

年に1回見直せば足りるのか

一覧を年に1回見直す、と決める会社はあります。ただ見直しが年1回なら外すまでに最大1年かかります。その間、サイトは事実と違うことを言い続けます。

ページごとにずれていく取引先の社数

もう1つ抜けやすいのが何社と取引してきたかの数です。1回書けば済むように見えて、トップや会社概要、代表のプロフィールに少しずつ書き分けられます。

ページ

書いてある社数(例)

トップ

約50社

会社概要

40社以上

代表のプロフィール

45社

採用ページ

30社以上(2年前のまま)

表の数字は架空の例です。冒頭のサイトで調べた数では、同じ社数が20か所あまりに書かれていました。1か所を直しても残りが古いまま取り残されます。

掲載の可否は取引先が書き込む台帳1枚に残す

  • 可否と始まりと終わりを会社ごとに1行で残す
  • 黄色のセルだけ相手に書いてもらう
  • 台帳そのものは公開しない

掲載許可をメールでもらうと、記録は受け取った人の受信箱に散らばります。担当が替われば、どの会社に了解をもらったのか誰にも分からなくなります。

記録は会社ごとに1行の台帳にまとめ、取引先と共有します。私たちが医療系BtoBのサービスサイトを作ったときは、社名と業種のほかに次の列を置きました。

列

この列が要る理由

開始と終了の年月

行を消さずに累計を数えるため

社名の掲載

可・不可・未確認で答えを残すため

ロゴの掲載

社名とは別の答えが返ってくるため

確認日

いつもらった了解かを後で示すため

取引先に書いてもらう列は黄色に塗りました。説明は表の上に1行だけで「黄色のセルにご記入ください。新しい会社は一番下の空いている行に社名から」としています。

取引が終わっても行は消さず、終了の欄に年月を書きます。行を消すと、これまでに何社と取引したかを数えられなくなるからです。

相手に書いてもらうと手間にならないのか

取引先の手間は、取引が始まったときと終わったときに1行ずつ書くことだけです。Googleスプレッドシートで共有して、取引先に編集の権限を渡しました。可否はプルダウンにしたので選ぶだけで済みます。

この台帳はサイトに出す数字の元にもなります。ホームページの側を台帳に合わせて作れば、一覧と社数を手で直す作業がなくなります。

実績の社数は取引先の累計を切り捨てて時点を添える

  • 今の取引先の数は出さない
  • 累計を10社単位で切り捨てる
  • どのページにも何年何月時点かを添える

社数で迷うのは数えることよりどの数をどう書くかです。アームは先方と相談して次の6つを決めました。

決めたこと

理由

今の社数は出さない

減った月に減ったのが見える

累計で数える

減らないので毎月直せる

スポットの依頼は数えない

一度きりを実績に混ぜない

10社単位で切り捨てる

47社でも40社以上と書く

業種は「その他」を数えない

その他で業種を1つ増やさない

どのページにも時点を添える

2年前の数かを見分けられる

今の社数を出すと、取引が1社終わった月に数字が減ります。減るのが嫌で書き換えを止め、古い数字が残る。社数のずれはここから始まります。

累計なら減らないので毎月書き換えても困りません。切り捨てる幅は10社にしました。

丸めるなら少ない側に丸めます。多い側に丸めた数字は、確かめられたときに言い訳ができません。

「主要取引先」と書くのは続いている相手だけ

会社概要の「主要取引先」の欄も同じ考え方です。一度だけ仕事をした相手を「主要」とは書きません。過去の実績として残したい相手は、取引先の一覧とは見出しを分けて、仕事をした時期を添えます。

一覧と社数はホームページが毎朝取引先の台帳から読む

  • 社数は1つのファイルから全ページへ配る
  • 公開するのは丸めた数と載せてよい社名だけ
  • 終わりの月が明けた朝にサイトから外れる

台帳と数え方が決まっても、ホームページを手で直すかぎり、ずれは戻ってきます。そこでホームページのほうが毎朝、台帳を読みに行く形にしました。

段階

起きること

台帳

取引先が可否と終わりの月を書く

公開用のタブ

式が丸めた社数と載せてよい社名を出す

毎朝の取り込み

GitHub Actionsがタブを読む

サイト

数が変わった日だけ組み直す

GitHub Actionsは、決まった時刻にプログラムを自動で動かすGitHubの機能です。ホームページの各ページは社数を直接持たず、1つのファイルから読みます。20か所あまりの数字が、このファイル1つで同時に変わります。

公開範囲

公開するのは取引先の台帳のうち1枚のタブだけ

台帳には社名も取引の時期も入っているので、そのまま公開はできません。サイトに渡すための「サイト公開用」のタブを足し、そのタブだけをウェブに公開しました。

タブ

公開するか

取引先の一覧

公開しない

数字と業種の集計

公開しない

サイト公開用

公開する

公開用のタブに出るのは、切り捨てた社数と業種の数、ロゴの掲載が可の会社の社名と終わりの月だけです。ほかのタブが外から読めないかは、それぞれのURLを開いて試したうえで公開しました。

取り下げ

取引が終わった会社は終わりの月が明けた朝に消える

取り込みのプログラムは、終わりの月を過ぎた会社をロゴの一覧から外します。取引先が終了の欄に年月を書けば、その月の末日までは載り、翌月の朝にホームページから消えます。

終了の欄

ロゴ

空欄

載り続ける

今月

月末まで

先月以前

消える

読めない書き方

外して知らせる

誰かが思い出して直す必要はありません。読めない書き方を外す側に倒したのは、了解の切れた会社を載せ続けるより安全だからです。

止まる条件

読んだ値がおかしいときは書き換えない

台帳の書き間違いが、そのまま本番に出ないようにしました。おかしな値を読んだ朝は前の日のままで止まります。

読んだもの

ホームページ

範囲を外れた社数

前の日の数のまま

読めない台帳

前の日の数のまま

載せられる会社が0社

前の日のロゴのまま

手で直していたときと何が変わるのか

実行の記録を調べると、この仕組みは10月31日の公開から毎朝動いています。変わったのは、ホームページを直す担当が要らなくなったことです。直すのはいつも台帳の1行で、ホームページはそれについてきます。

年号を毎年直さずに済む設定も同じ考え方で、コピーライトの書き方で扱っています。

ロゴと取引先の失敗例

  • ロゴの画像は相手のサイトから拾わない
  • ロゴを1枚の画像にまとめない
  • サイトだけ直して会社案内を忘れない

失敗

起きること

ロゴを相手のサイトから拾う

画質が足りず古い版のこともある

ロゴを1枚の画像にまとめる

1社外すたびに作り直す

ロゴの色を灰色にそろえる

相手の決まりに反することがある

一度きりの取引を主要と書く

確かめられたら言い訳できない

会社案内のPDFを忘れる

サイトと資料で一覧が食い違う

どれも見た目をそろえたい気持ちから起きます。そろえるなら、先に取引先へ扱い方を伝えて了解をもらいます。

古くならない取引先一覧をホームページに作るなら

台帳とサイトの連動は、ページを作る段階で組み込むと手間がかかりません。あとから足す場合は、社数がどのページに何か所あるかを数えるところから始まります。

アームなら台帳の列と数え方から決める

取引先の一覧や実績の数を載せるサイトを作るとき、アームはページより先に台帳の列と数え方を先方と決めます。台帳が先にあれば、数字をどのページに置いても1か所から配れます。

台帳の連動はいくらで頼めるのか

頼み方

料金(税別)

ホームページ制作(単発)

45万円から

初回の相談

無料

金額は料金表で確かめられます(2026年11月5日確認)。今のサイトに台帳の連動だけを足す相談もお受けします。相談のフォームから今のサイトのURLを送ってください。

よくある質問

取引先の名前を勝手にホームページに載せるのは違法ですか?

違法かどうかは契約の中身と載せ方で変わります。先に契約の秘密保持の条項を確かめ、定めがなくても取引先の了解を取ってから載せるのが安全です。判断に迷う場合は弁護士や弁理士に相談します。

掲載許可の依頼に返事が来ないときは?

返事がないうちは掲載許可が出ていないので載せません。台帳には「未確認」と書き、次に連絡する機会に聞き直します。

取引が終わった会社は、過去の実績として残してもいいですか?

残したい場合は、取引先の一覧とは見出しを分け、仕事をした時期を添えます。その形で載せてよいかも改めて取引先に確かめます。

ロゴの画像はどこからもらえばいいですか?

掲載の了解をもらうときに、取引先の窓口から正式なデータを送ってもらいます。ホームページから拾った画像には、古い版や画質の足りないものが混ざります。

社数は「◯社以上」と「約◯社」のどちらがいいですか?

切り捨てた数なら「以上」が数え方と合います。「約」は多い側にも読めるので、使うなら数え方を注記に書きます。

台帳はExcelでも作れますか?

作れます。私たちが作った台帳はGoogleスプレッドシートです。ホームページが毎朝読みに行く形にするなら、タブを1枚だけウェブに公開できるGoogleスプレッドシートのほうが組みやすくなります。

社名とロゴは分けて掲載許可を取り、取引先を外す日は台帳に書く

  • 掲載許可は社名とロゴを分けて取り未確認は載せない
  • 取引が終わったら行を消さず終了に年月を書く
  • 社数は累計を切り捨て時点を添えて1か所から出す

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